この社会にはさまざまな仕事があり、数多くの会社があります。会社の規模も多彩で、仕事の内容も異なっています。ですからいつも忙しい職種と暇な時もある職種があります。いつも忙しいのは主にサービス業で、このような会社では働く人をシフト制やローテーション制で、忙しい中でもきちんと休みをとれるようにしています。
また1日のうちで忙しい時間帯と比較的暇な時間帯があるところでは、忙しい時は一生懸命に働いてもらうが暇な時は何もしないで休んでいても構わないと言う方法をとっています。
ですから、激務があったとしてもその激務が四六時中続くということはないでしょう。そんなことでは働く人は居ません。これはウェブの世界でも言えることで、サイト制作が集中している時のwebデザイナーはそれこそ激務でしょうが、それは一時的な現象であると考えられます。
その時期が過ぎればwebデザイナーは朝10時に出社して夕方の18時には退社、しかも勤務中はコーヒーを飲みながら打ち合わせ、お昼には1時間のランチタイムという日もあります。
つまり、どのような仕事にも波があるのです。平均して定時に出社して定時に退社し、その生活が年間を通して同じだと言う仕事はそうはあるものではないでしょう。したがって一部で言われているようにwebデザイナーの仕事は激務だというのは、部分的にwebデザイナーの仕事を見ているからではないでしょうか。噂はとかく広まりやすいので、ある典型的な事例が噂になるとそれがすべてのように受け取られがちです。しかしそれは噂であり事実の全てではないと言えるでしょう。
ただし、webデザイナーが忙しいときには激務の場合があることは事実とも言えます。それはウェブの仕事がサービス業だからです。サービス業はお客様にサービスをするのが仕事ですからお客様第一になり、そのためには自己犠牲も止むを得ないのです。
例えば、店員が疲れ切っていてもレストランにお客さんがくれば笑顔で応対してサービスをしなければなりません。webデザイナーもクライアントにサービスをしてサイトを作成するのですからクライアント第一です。疲れたから今日はここで仕事をストップするということができない場合もあるでしょう。そうなると徹夜もしますし、夕食も抜くでしょう。しかしそれを成し遂げればその激務から解放され、感謝の言葉が待っています。
そうなるとやりがいを感じますから、疲れも半減します。そしてゆっくりと休むこともできるのです。この様な事で、webデザイナーが激務ということはあり得ますが、それは時と場合によると考えられます。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。