年収が1000万円ある人はセレブの部類に入るような、そうでないような、微妙な立場かもしれません。と言いますのは累進課税が所得税に適用されますから、手取りで考えると1000万円の全部が純所得ではないからです。しかし世の中の平均年収が400万円だとしますと、その倍以上なのですからその点ではセレブと見なす人も多いでしょう。
webデザイナーで年収が1000万円、あるいはそれ以上と言う人は存在します。ただしそれほど大勢ではないようです。しかしこの事実はwebデザイナーのポテンシャルを証明しているとも言えます。つまり、才能があればwebデザイナーでも年収1000万円以上はできない相談ではないという希望を、ほかのwebデザイナーに与えてくれます。あの人が1000万円の年収ならば、自分もがんばれば年収の1000万円も夢ではないという気になるwebデザイナーもいるでしょう。
要はやる気が大切で、モチベーションの持ち方も大切になります。よし、自分も年収1000万円のwebデザイナーになろうというモチベーションを、このような1000万円webデザイナーは与えてくれるのです。そのためには天性のデザインセンスはもとよりウェブに関する幅広い知識とスキルを持てるだけの柔軟な頭脳が必要になることは当然ですが、センスがあるwebデザイナーであれば残るのはウェブに関する面だけになりますから、これは努力次第ということになります。
ちなみにあるwebデザイナーの場合立場はフリーだそうですが、フリーでの仕事は各クライアントからの単発のウェブサイト作成であるフローをこなし、そのほかにはストックと呼ばれる既存のウェブサイトの管理・運営業務を数多く受け持っているのだそうです。
つまり、このストックをいかに多く持つかが年収に大きく影響するのですが、これは新規立ち上げの単発サイトを制作すれば、そのサイトの管理と運営をできるようになりますから、ストックの数はどんどん増えることになります。
このようなwebデザイナーは、ひとつのきっかけを大切にしてあとにつなげているのです。また、クライアント間での情報交換は無いにしても、有名な企業のサイトを管理・運営していることがわかれば、是非ウチのサイトもお願いしたいという新しいクライアントも出てくるでしょう。言ってみれば自己PRのじょうず下手も1000万円の年収には大いに関係してくるようです。
それだけの才能があるのが前提ですが、優秀なwebデザイナーは同時に有能なPRマンでもあるのだと思います。今は自分を売り込む時代であり、黙って待っていてもチャンスは来ないと思いましょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
