人と同じことをしていたのでは、儲からないと言われます。確かにこれは真実の面があるでしょう。工場にずらりと並んでいる機械はそのどれもが大体同じことをして同じような結果をだします。人も同様に同じことをしていれば飛びぬけて儲かるようなことはないでしょう。
これをフリーのwebデザイナーに当てはめてみますと、儲かるwebデザイナーはまずはほかの人よりも先に依頼の情報をキャッチして唾をつけるのです。つまり情報の世の中でその情報の先端をいくインターネットの分野にいるという立場を100%活用するのです。情報はいくらでもあります。ですから無数の情報の中から儲かる情報をいち早くキャッチした物は儲かります。これはwebデザイナーのスキルではなく営業のセンスの問題になります。ただしwebデザイナーが有利なのは、その情報と自分の力量とのバランスを見極めることができる点にあります。つまり自分のスキルや経験にマッチした情報を優先させることができます。
たとえどのように好条件の情報を入手したとしても、その依頼をこなすことができるスキルがなければその依頼を受けることはできません。その意味では儲かるwebデザイナーはスキルレベルも高く、応用力が豊かでなければならないでしょう。しかしその情報をほかのwebデザイナーと共用してコラボで仕事をすることも考えましょう。人にはそれぞれ得意な分野があるものです。ですからコラボ作業をすれば儲かる仕事ができるのです。せっかくの好条件を、それはできませんと断るようなことをしたのでは儲かりません。
このように儲かるwebデザイナーはいわゆる営業のセンスがあり、その上にwebデザイナーとしての力量がある人と言えるでしょう。また、仕事を多くとりすぎた場合はほかのwebデザイナーを、二次下請けとして依頼することもできますから、その中間マージンが儲けになります。これは意外と多いのではないかと思われますが、つまり儲かるwebデザイナーは人使いもじょうずなのではないでしょうか。そうなるとwebデザイナーとしての力量よりも営業としてのセンスが大切になりますが、最終的にはwebデザイナーとしての力量を必要としますから、その意味では優れたwebデザイナーは儲かるということになるでしょう。
またそうでなくても自分を売り込むことがじょうずな人は、儲かるwebデザイナーの部類に入ることができそうです。ただしボロがでるとそれこそ食えないwebデザイナーになる危険性はあるでしょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。