就職難の時代には、仕事があればそれが自分に向いていようが向いていなかろうが、とにかくその仕事をしました。仕事があるだけで有り難いのです。しかしそうは言っても不向きな仕事はできないのが事実で、webデザイナーに向いていない人もいるのです。
webデザイナーに向いていない人とはどのような人なのかを、少し考えてみましょう。まず与えられたひとつのことをずっと続けたいという人はwebデザイナーには向いていません。つまり機械的な単一・単純作業が苦にならない人は我慢強いので、webデザイナー向きかと言いますと、実はその逆なのです。言い換えれば、そこには創意工夫がありませんし、新しいアイデアもないからです。また変化するよりも安定を求める人は、webデザイナー向きではないでしょう。事物は常に変化しますが、それを当たり前と思わない人はwebデザイナーには向いていません。
次に現実的になりますが、給料が高いほうがいいと言う条件が最初に来る人は、webデザイナー向きではないと言えるでしょう。仕事の内容よりも報酬のことを先に考える人はwebデザイナーにならないほうがいいのです。クリエイティブなwebデザイナーの仕事は給料よりも内容が大切です。ですから昔から弟子入りという言葉がありますが、今はwebデザイナーになりたいというのであれば、給料のことよりも自分がする仕事の内容を重視しなければなりません。
こうして見た以外にwebデザイナーに向いていない人は、デリケートな感性が無い人です。無神経でものごとにこだわらないタイプも良い性格ではありますが、残念ながらそのような性格の人はwebデザイナーには向いていないと言えます。新しいものを作りだすためには事物にこだわることが必要なのです。まあいいや、というような大雑把な性格の人はwebデザイナー向きではないのです。これはそのような性格の人が悪いということではありません。単にwebデザイナーに向いているか向いていないかを考える時のひとつの指針ですから、誤解のないようにしてください。webデザイナーに向いている性格の人は事物にこだわり、それを自分ならこうしたいと考えるのですが、webデザイナーに向いていない人がそれを見ると、なぜそんなにこだわるのかが不思議に見えます。ですからそのようなことが不思議に思える人は、webデザイナーに向いていないのです。さらに意志の疎通が不得意、つまりコミュニケーションが得意でない人はwebデザイナー向きではないでしょうし、臨機応変なセンスが無い人もwebデザイナーには不向きだといえるでしょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
