現代はIT時代で、この構造はこれからますます進化していくでしょう。今では従来では考えられなかったことが可能になっています。インターネットで物を売ることを以前は考えつきませんでした。それが今では当たり前ですし、インターネット通販の利用者は増え続けています。
このインターネットの世界を支えているのがウェブサイトであり、webデザイナーです。学歴を見ると高卒でwebデザイナーになる人は多いようです。これは、ウェブ業界ができるwebデザイナーを必要としているからです。webデザイナーと言ってもピンからキリですが、曲がりなりにもウェブサイトを制作できれば、ピンのwebデザイナーでもお金はもらえます。ピンのwebデザイナーには高卒の新人が考えられます。あるいは大卒でピンのwebデザイナーもいます。ウェブに必要なのは学歴ではなく、実践力なのです。ただし、高卒のハンデは強いて言えば給料の面にあるでしょう。通常の企業は学歴で給料に差がありますから、高卒での初任給は大卒より低くなっています。
しかし、これは入社当初のハンデであり、たとえ高卒でも実際に成果をあげていけば、やがて学歴とは関係なく昇給もされるでしょう。その頃には実力も身についていますから、フリーランスになる道もあります。起業家で学歴が高卒という人はたくさんいますし、特に実力が物を言うウェブの分野であれば、学歴は関係ないのです。学歴社会と言われていてもウェブの分野は特異な存在なのです。高卒だからと言うコンプレックスは捨てましょう。
ウェブサイトは学歴で制作するのではなく、感性、センス、アイデア、スキルなどが作りだすのです。ただし、高卒ではウェブ専門学校へ入学して勉強をするのが、できるwebデザイナーになるのは早道と言えるでしょう。また、仕事に就いていても通信講座などでの独学をすることをおすすめします。本を読むことも悪いとは言いませんが、疑問点が出てきた場合、それに答えてくれる本はないでしょう。通信講座や通信教育であれば、添削や質問というオプションがあります。ウェブ制作会社でウェブサイト制作の現場を体験しながら、さらにそれとは別に学べば上達の密度が濃くなり、スピードが早まります。仕事をしていない場合は一にも二にも練習をすることが大切です。本や通信講座で学んだことを練習することが上達への近道です。
練習は基本を身体に覚え込ませるためであると同時に、スキルアップには欠かすことができませんから、とにかくパソコンを相手に練習をしましょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。