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webデザイナーにとって名刺は生命線!

名刺は会社員には必須で、名刺を持たない会社員はいません。また、店員はお店の名前のカードを持っています。派遣社員は名刺を持たない人が多いようですが、派遣でも契約社員のような場合には名刺を使います。さらに個人でも名刺を持っている人が居ます。名刺さまざまで、公職についている人の名刺は肩書と名前だけです。

ではwebデザイナーに名刺は必要かと言いますと、ウェブ制作会社や企業のウェブセクションに勤務していれば、当然その会社の名前が入った名刺を持っていますし、そこには肩書も書かれているでしょう。これは対外的な場で使うためで、クライアントとの打ち合わせで名刺がないのは信用に関わります。そのようなわけでwebデザイナーに名刺は必要なのです。

これがフリーランスのwebデザイナーになれば、名刺はさらに重要になります。自分の名前を相手に知らせ、覚えてもらわないことには仕事の話が始まりません。そこでフリーのwebデザイナーは名刺にいろいろと工夫をするようです。ただの名前だけではなく、相手が連絡をし易いような工夫をし、さらに自分を売り込むような肩書をつけたりします。つまりその名刺を一目見ただけで、この人は何という名前で、何をする人で、どこに住んでいるかが分かる名刺にさらに自己PRをします。そして惜しげもなく名刺をばらまきます。一度訪問したクライアント先に再度名刺を渡すこともあります。

webデザイナーで名刺が必要なのはこのように主にフリーランスの場合です。自分はwebデザイナーですと言うだけではなく、いかにウェブサイト立ち上げや管理・運営の仕事を受注するかが生活の糧になるのですから、名刺は大切な営業ツールだと言えます。名刺にはすぐにゴミ箱行きとそうでないのがあります。ゴミ箱へ直行するような名刺を作ったり、使ってはいけないのです。
しかし、そこはプロのwebデザイナーですから、デザインやレイアウトには自信がある名刺を自分で作ります。その名刺を見ただけで、ではウチのサイトを作ってもらいましょうなどと言われるくらいの名刺がフリーwebデザイナーには欲しいところです。そのためにはwebデザイナーのセンスとアイデアを名刺にも取り入れることが必要で、その意味ではwebデザイナーの才能が試されるのは名刺にもあると言うといささかオーバーですが、それくらいの考えかたで名刺を作るのもフリーのwebデザイナーの仕事だと言えるでしょう。

ところで、フリーの人は時に自社ではなく得意先の屋号が入った名刺を持ち歩くことがあります。これは得意先がフリーのwebデザイナーを自社の社員としてプレゼンなどに同行させる場合で、意外によくあることです。その時だけは得意先の社員に化ける必要があるので、しっかりとなりきってプレゼンをこなしましょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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