誰でも最初は初心者であり、最初からプロということはあり得ません。何をするのにも最初はイロハから始めます。しかし、いつまで経ってもイロハの段階に止まっていては進歩がありません。そこで勉強と練習をしてイロハから先へ進みます。このようなことをwebデザイナーについて見てみましょう。
初心者のwebデザイナーはパソコンの操作、各種ソフトウェアやコーディングの言語などについては、その一部しか知らないでしょう。これは問題のないことです。全部を知らないから初心者なのです。
しかし先に進むためには、それなりのことをしなければなりません。イロハの次は実技であり練習です。練習には復習と予習があり、さらに基礎的なことがあります。webデザイナーで初心者の場合に大切なことは、それまでに修得した知識とスキルを反復して練習することでしょう。練習をすれば身体が覚えます。身体が知識とスキルを覚えるということは、それをマスターしたことです。それから次のステップへの道は基本の応用になります。
応用は実技になります。実際に与えられた課題はすべてが応用問題なのです。初心者として体得したことを実際に応用するためには練習がありますし、時には実際の仕事場もあるでしょう。一番手早いのは就職をしてウェブの現場を体験することです。この際にはお金は二の次と思いましょう。
初心者に必要なことは何よりも経験であり、経験は実務からでしか得られません。先輩のwebデザイナーに叱られながら、ミスをして謝り、それで上達するのです。その間には数多くのことを学ぶことができます。これが経験と言う貴重な財産になります。
このようなことから、webデザイナーの初心者に必要なことはとにかく実務を経験することだと言えるでしょう。練習ももちろん大切ですが、これは仕事なのだというのと練習では心構えに差がでてきます。練習は自主的なものですが、実務はそうではありません。自分がしていることが社運を決するのだという責任感はたとえ初心者でも忘れないようにしましょう。ベストを尽くした結果がどうであれ、それが初心者から一人前になる方法なのです。
ですからwebデザイナーの初心者は何事もが新しいことだと思い、それにチャレンジする気持ちを持つことが必要になるでしょう。その結果は必ず貴重な経験として身につくのです。そうなれば、もう誰もが初心者扱いはしなくなり、自分に自信もつきます。いつまでも自分は初心者なのだからという甘えた心構えは禁物で、早く一人前になりたとい向上心がwebデザイナーの初心者には必要と言えます。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。