就職試験というと書類選考と面接、そして就職試験などが一般的ですが、デザイン関係の職種の場合、書類選考や面接などで作品などが求められる場合があります。そしてWebデザイナーの募集についても、書類選考や面接などにおいて自分が制作したWebコンテンツのデザインやイラストなど作品を求められる場合があります。
Webデザイナーの中には有名になり、フリーランスで活躍したり、自分でスタジオなどを設立する人もいますが、多くのWebデザイナーは、Webコンテンツの開発や制作を行っている企業やデザインスタジオ、また企業のインターネット関連の部署などに就職して活躍しています。そのためWebデザイナーを目指す場合、就職活動が必要です。
就職活動の方法は、一般企業に応募するのと同様です。特に変わったところはなく、まずインターネット上の求人情報サイトや求人雑誌などから、募集情報を集めます。専門学校やスクールなどに通っている場合は、学校やスクールの就職課などから情報を集めることもできるでしょう。
そして気になる募集があったときは応募をします。応募方法は履歴書などの書類を送付するところが多くありますが、会社によってはインターネット上からエントリーしなければならない場合もありますから、応募方法について確認する必要があります。そして、Webデザイナーを目指す場合、この時点で作品が求められる場合もあります。
書類選考を合格した場合、面接になりますが、Webコンテンツの制作会社は大手であっても規模が小さく、十数人から数十人の会社が多いことから、一般企業のようにペーパー試験や1次面接や2次面接があるところが少なく、面接で採用が決まるところが多くあります。そしてこの面接の時点で作品が求められるところも少なくありません。
一言にWebコンテンツといっても、食品関連のコンテンツや企業のコンテンツ、店舗のコンテンツなどジャンルは様々で、コンテンツによってデザインやWebコンテンツの開発・制作方法は大きく異なります。作品を見ることによって、能力だけでなくその会社でカラーに合うかどうかといった判断が行われるのです。
作品はメディアで持ち込みをしたり、作品をスクラップブックなどにまとめてポートフォリオといった作品集にして持ち込むなど様々です。会社によっては作品の持ち込み方法が指定される場合もありますので、作品の持ち込み方法についてもあらかじめ確認しておく必要があります。
作品集はすぐにできるものではありません。書類選考や面接に持ち込む作品はある程度の量も必要です。そのため、普段より自分の作品を整理しておくことが大切です。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。