今は海外への旅行と言えば航空機で、航空会社も数多くあります。需要の高まりに合わせて、航空路線は世界中にネットワークを広げています。お金さえあれば世界中のほとんどすべての国へ行くことができますから、便利になったものです。
さらに、これに輪をかけて地球を狭くしているのがインターネットです。インターネット回線は光と同じ速さで情報を伝播します。まさにリアルタイムでの情報伝達がインターネットで可能になったと言えます。こうなると国内も海外も情報を入手するタイミングの点では差はありません。
このインターネットには、無数のサイトがあります。これらのサイトはサーバーに収納されていて、必要な人がサーバーにアクセスをすればたちどころにそのサイトがパソコンやスマートフォンの画面に出てきます。
しかもそのサイトは世界中のどこのものでも、政治的な理由で遮断されることさえなければ見ることができます。インターネットが地球を狭くしたというのは、こういうことです。
では一体このサイトとは何かと言いますと、これはwebデザイナーが作りだした電子データです。電子データはどのような形にも加工することができますが、この加工をするのがwebデザイナーです。
基本的にはwebデザイナーには、国籍も国境もありません。あるのはウェブに関するスキルだけです。したがって日本のwebデザイナーが海外で働くことも可能です。しかし実際にはwebデザイナーの海外からの求人はまず無いと思うのが順当でしょう。またwebデザイナーにしても日本語が使えない海外での仕事では世界の共通語である英語を使う必要があります。つまりウェブと音楽はやや似たところがあり、専門的な知識やスキルさえあれば世界中のどこででも仕事をすることはできるのですが、それには英語またはその国の原語ができることという条件がつきます。
また世界中の各国には自国のwebデザイナーがいますから、わざわざ日本へ求人をしなくても間に合うという現実があります。
したがってwebデザイナーの海外からの求人は限られるようです。なお、海外でと言ってもさまざまな国がありますから、たとえば海外に友人がいて、その友人からの誘いや紹介などであれば海外でwebデザイナーとして働くことはできるでしょう。
そこで一応、海外でのwebデザイナーとして働く際の心得を見ますと、SEOも大切ですが、いわゆるFacebook、Twitter、YoutubeなどのSNSでブックマークされるようなサイトを構築することができるかがwebデザイナーとしての決め手になるようです。
また海外のECサイトはその対象がその国内であったり文化圏であることが、日本とは異なるということを覚えておきましょう。またwebデザイナーの海外からの求人は外国語ですから、その外国語ができる人でないとその求人内容を把握することができません。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。