Webデザインには流行のようなものがありますから、Webデザイナーは技術情報だけでなく、デザインについても最新の流行やトレンドにアンテナを張ってチェックしている必要があります。インターネット上にある無数のサイトには、デザイン的に優れているサイトが多くありますが、Webデザイナーが押さえておくべきWebサイトのブックマーク集などもあります。自分で気に入ったサイト、参考にしたいサイトをブックマークするだけでなく、そうしたブックマーク集も活用しましょう。
サイトにアクセスしたユーザーにインパクトを与えるにはアニメーションを挿入したり、動きを付けることは有効な手段です。ひと昔前、アニメーションを挿入したり、動きを付ける方法としてFLASHが注目されていたことがあります。FLASHは単にぱたぱたアニメを作るだけでなく、フレームアニメーションを制作することができるアプリケーションソフトで、さらにアクションスクリプトを組むことによって、マウスオーバーでスムーズに表示されるメニューバーや、ボタンにマウスオーバーすると、画像やテキストなどが表示される処理を施したりといった様々な動作を実現することができます。複数の出版社がアクションスクリプトの解説書を発刊し、当時の開発元であったマクロメディア社では、アクションスクリプトの講座なども開催して、WebデザイナーはこぞってFLASHを使用しました。
現在でもFLASHを利用する人は多くいますが、jQueryプラグインを使用してスムーズに動くアニメーションやドロップダウンメニューが生まれたことによって、現在はFLASHばかりではなく、jQueryプラグインなどを使ってサイトに動きを付けるWebデザイナーも多くいます。
ホームページ制作は、時代と共によって制作の利用する技術が異なっていくものなのです。
HTMLについても最近は、パソコン環境ごとにあるWebページの表示状態の差異をおさえ、エラーの軽減を目的としてHTMLではなく、XHTMLを使用してホームページを制作することが増えてきています。2014年現在、HTML4.0、XHTML1.0というバージョンが最も多く使用されていますが、HTML5、XHTML1.1というバージョンが生まれていますから今後はそのバージョンに移行が進むと考えられます。
デザインレイアウトについても、数年前に比べてWebページの横幅が変わってきたり、時代の推移が変わってきています。トップページにカードを並べたようなレイアウトを行うグリッドスタイルレイアウトはすでに海外サイトではよくみられるようデザインで、日本でも今後流行するのではないかと注目されています。そうした情報を入手するためにWebデザイナーは気になるサイトを、ブックマークして参考にするようにしましょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
