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Webデザイナーの素材利用最前線

ホームページやWebアプリケーションの制作には、多くのアイコンや画像などが使用されます。その量はサイトの仕様などによって異なりますが、ときに大量に用意しなくてはならない場合もあるため、アイコンや画像などを制作する専門のスタッフが制作することがあります。またトップページに画像などを使用する場合、その画像の作成も手間のかかる作業です。独自に画像を作成しようとすれば、写真撮影を行ったり、グラフィックデザイナーが画像を制作するといったことが必要になります。
独自にアイコンを制作したり、画像を用意した方がホームページやWebアプリケーションにオリジナリティを持たせることができるため、それを目的としてすべて独自の制作することもあります。しかし、ホームページやWebアプリケーションの制作には納期というものがあり、それまでにホームページやWebアプリケーションを完成させ、公開などしなければなりませんし、コストの問題もあります。そうした場合に検討したいのが素材の利用です。

画像や写真、アイコン、アニメーションなどの様々な素材は、電機量販店などで扱っている素材集を購入して入手することができますし、インターネット上の素材サイトからダウンロードする方法もあります。素材の中には個人用・商用ともに無料で配布されているものもあり、それらを使用すればホームページやWebアプリケーション制作における画像やアイコン制作の負担を軽減することが可能です。

なお、画像などの素材は完成されたものばかりではありません。PhotoshopやIllustratorで使用することができる素材の中にはベクター素材などもあり、そうしたベクター素材では可変が可能で、素材のサイズや形状を変更することができるため、素材を使用しながらオリジナルのような画像やアイコンを作り出すことができるため、有効に活用したいものです。

インターネットや電機量販店で入手できる素材は画像やイラストばかりではなく、音楽やアニメーション、動画といった素材もあります。音楽やアニメーション、動画は専門性が高く、制作には専門のスタッフが必要になることが多く、制作が難しい場合は外注で制作することを検討しなければならない場合もあります。しかし、予算や納期の問題がありますから、外注などが難しい場合は、素材の利用を検討してよいでしょう。

素材の多用は、ホームページやWebアプリケーションのオリジナルティを大きく損なうため、使用量については注意が必要です。また、素材の中には著作権の問題から利用が制限されるものもあるため、利用にあたっては著作権を確認する必要があります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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