毎年年末に郵便局で発売される年賀状をどうしているでしょうか。毎年必ず手書きの年賀状を作成して送付している人もいれば、パソコンで年賀状のデザインを作成してしまい、年賀状作成ソフトを使って印刷する人もいて、年賀状の作成方法は様々です。中には年賀状はがきを購入しないで、インターネット上の年賀状送付サービスを使って年賀状をデザインして、印刷から送付まで年賀状のかかわる処理をすべて業者に任せてしまったり、Web年賀状など年賀状のWebメールを送付して済ませてしまった人もいるのではないでしょうか?
そんな年末年始の風物詩の年賀状は、Webデザイナーに大きな関わりがあります。
それは年賀状の時期になると印刷会社は一斉に特設サイトを作って、年賀状印刷の宣伝を行います。印刷会社以外にもプリンタメーカーなども特設サイトを制作し、プリンタの利用方法から年賀状テンプレートの配信などを行います。また最近は、Webブラウザ上でマウスなど使ってはがき上に文字を描くと毛筆文字の画像が作成されたり、年賀状制作のためのツールなどもインターネット上で提供されています。
そうした年賀状に関わる特設サイトやWebアプリケーションなどの制作を行うのは、Webデザイナーだからです。
年賀状に関連する特設サイトの制作は、すべて同じ時期に行われます。だいたい特設サイトは秋ごとに公開されますから、特設サイトやWebアプリケーションの開発は夏から秋にかけて行われます。そのため、企業やデザインスタジオは年賀状サイトの制作によってその時期は繁忙期になるのです。年賀状の特設サイトなどは毎年変わるものですから、毎年制作依頼が押し寄せてきます。
そしてサイト制作が完成すれば終わりというわけではありません。テンプレートなどを配信いているサイトでは年末まで定期的な更新も必要になります。
また、年賀状に関する仕事は年賀状の特設サイトやWebアプリケーションの開発ばかりではありません。年末年始となると企業や店舗のサイトでは、トップページに年始のご挨拶などを行うところが多くありますし、中には年賀状のWebメールを配信するところなどもありますし、ショッピングサイトなどは年始時期だけサイトのデザインを全く変えてしまうところもあります。
そのためホームページやWebコンテンツの運用サービスを行っている企業では年末年始はサイト更新でも繁忙期になるのです。
Webデザイナーと年賀状、一見何も関連がなさそうですが、実は年賀状とWebデザイナーは仕事で深いかかわりがあるのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
