広告業界で活躍するグラフィックデザイナーになるためには、独学だとかなり険しい道になることが予想されます。
それでも、この業界は完全な実力主義ですので、センスと才能さえあれば、なれる可能性は十分にあります。正しい手順で、努力を続けていくことが何よりも大切です。今回は独学でグラフィックデザイナーになるための方法をまとめました。
具体的な勉強方法
まずは、デザインの基本知識を習得することです。
基本知識として、以下が挙げられます。
・ デッサン
・ レイアウト
・ カラーコーディネート
・ 印刷知識
これらに関する書籍を熟読し、デザインの基礎を学んでください。
はじめのうちは専門用語など、分からないことも多くあるとは思いますが、独学という道を選択したのであれば、根気強く、分かるまで調べましょう。
ある程度基本知識が分かってくると次は技術の習得です。
・ Illustrator
・ Photoshop
・ QuarkXPress
未経験であれば、操作は難しいと思いますが、毎日触っていれば慣れてくるものです。
上記に挙げたことを忠実にこなせば、グラフィックデザイナーの基本は身につくはずです。
独学以外でグラフィックデザイナーになる方法
最初にも述べたとおり、独学は怠けようと思えばいくらでも怠けられるので、強い信念がなければ、すぐに諦めてしまいます。
これを読んで自信がないという方は、専門学校で基礎からみっちり指導してもらうことをおすすめします。
さらに、学校に行けば、同じような志を持った人に出会え、刺激になりますし、就職に役立つ情報が得られるので有利です。
ただし、専門性の高い授業を行う学校が多いので、将来自分が就きたい仕事を明確にした上で入学しないと後悔することになるので気をつけなければなりません。
専門学校に行くお金がないという方には、デザイン事務所でアルバイトしながら、学ぶという方法もあります。実務経験がものをいう業界ですので、現場での経験は必ず将来に役立つはずです。
現場で学ぶということが一番グラフィックデザイナーとして成長することが出来ますし、すぐに自分の適性を見極められることが利点だと思います。また、実力が認められれば、正社員になれる可能性もあります。
グラフィックデザイナーになるには、道はひとつということはありません。自分に合った道をじっくり考えてから選択されることをおすすめします。
理想と現実を考える
グラフィックデザイナーという仕事はクリエイティブな仕事だと思われがちですが、クライアントの要望にいかに答えられるかというのが最も大切です。
自分の好きなものだけを作れるわけではないので、理想と現実のギャップに苦しむ方も多くいます。そのことを踏まえたうえで、頑張って頂ければと思います。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。