世界を視野に入れ、国際的なファッションデザイナーを目指される方におすすめなのが留学です。現在では国際化に伴い、多くのファッションデザイナーが海外で活躍されており、将来を見据えた場合、留学は非常にお勧めです。
しかし、留学には膨大な時間と費用、さらには語学力が必要になるので、なかなか実行に移すのは難しいのが現状です。そこで、今回は留学してファッションデザイナーを目指される方のために、ファッション留学の情報をまとめました。
ファッションを海外で学ぶ意義
N.Y、パリ、ロンドン、世界中から注目されるファッションの中心地で学ぶことは、有意義であり、刺激的です。優秀なファッションデザイナーが世界中から集まるので、感性が磨かれますし、何より世界のトレンドを肌で感じながら勉強ができるのは、最高の環境といえます。
また、デザインを発表する場も多く、若いファッションデザイナーにはチャンスが数多く用意されています。そのため将来世界で活躍したいというファッションデザイナーにとって、留学は最善の方法と言えます。
日本で基礎を学んでから世界へ
まず、ファッションデザインの勉強をするのために留学する場合、国にもよりますが、英語でのコミュニケーションが全てといっても過言ではありません。そのためには日常的な英会話ができることが、条件になってきます。
語学は慣れてくると分かるようになってきますが、始めのうちは授業が理解できないので、留学前に多少の勉強はしておいたほうが良いでしょう。
また、ある程度のファッションデザインの基礎知識を持っているほうが、慣れない海外での授業においては役立ちます。これらを踏まえた場合、すぐに海外に留学するのではなく、ある程度の下準備をしてから、留学されるほうが良いでしょう。
そこでおすすめなのが、最初の1、2年は日本でファッションの基本を学び、その後に海外の学校に留学できる制度を設けている学校を探すことです。例えば、パリの学校に留学できる、東京モード学園パリ校留学コースでは日本で語学、留学に必要な知識を学んだ後に、パリの学校に留学できます。
また、留学の際には学校側から様々なサポートがあるので、留学が不安な方には最適なコースではないでしょうか。この他にも、多くのファッション学校が留学制度を設けているので、探してみてはいかがでしょうか。
すぐに海外で学びたい方
ある程度の語学力とデザイン知識がある方であれば、すぐにでも留学をお考えになるでしょう。一般的に海外の学校は留学生に対して、高額な学費を支払わせます。そのため、学校側としては留学生を好意的に受け入れるので、個人でも入学は難しくありません。
そこでいくつか、ファッションデザインを学べる名門校をまとめました。
○ロンドンのセントラル・セントマーチンズ・カレッジ・オブ・アート&デザイン
○ニューヨークのパーソンズ・スクール オブ デザイン
○イギリスUCA芸術大学
○パリのモダール・アンテルナショナル
○ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミー
これらの学校を卒業した多くの日本人ファッションデザイナーが世界で活躍しています。またこの他にも、留学生を受け入れている学校は数多くあるので出来るだけ多くの学校を比較検討しましょう。
海外留学する上でのポイント
海外の学校を選ぶ際のポイントとして、実際に第一線で活躍されているファッションデザイナーの方が講師で教えてくれる学校がおすすめです。現場で仕事をされている方はトレンドに敏感ですし、より実践的な指導が受けられます。
また、国に認可を受けている学校だと学費が安く、留学生を受け入れる体制がしっかりしています。
さらに、海外留学経験者の話は非常に参考になります。最近ではインターネットで自分の留学経験について書かれたブログが多くありますので、目を通しておきましょう。留学は経験したことのある人でなければ分からないことが多くありますし、たくさんの人の経験談を知ることによって留学の具体的なイメージが浮かぶでしょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。