グラフィックデザイナーに必要なものはと言いますと、センスとアイデア、パソコンでPhotoshopやインターネットなどのソフトウェアを自在に操るスキルだという答えが返ってきそうです。確かにこれだけがあれば、グラフィックデザイナーは印刷物に印刷されたりやインターネットに掲出するサイトのための画像データを制作することができます。そこで、ではそのためにはどのような場所が必要かとなりますと、必ずしも会社のデスクが必要ではないのです。
デザイン制作会社にグラフィックデザイナーが勤務するのは、その会社が受注してくる仕事をおこなうためであり、営業スタッフなどとのコミュニケーションさえスムーズにできれば、特に会社のデスクにこだわる必要はないと言えます。デザイン制作会社には営業、制作、総務などの部署があり、それぞれがコミュニケーションを取り合って仕事が進められます。これ違う観点から見てみますと、グラフィックデザイナーに必要なのは仕事であり、仕事さえあれば場所は自宅でも構わないのです。自宅にパソコンとソフトウェア、スキャナー、電話、FAX、レーザープリンターなどがあれば、それで道具は揃います。そこで増えている求人にグラフィックデザイナー在宅募集があります。
在宅でグラフィックデザイナーの仕事をするのはフリーの人で、フリーの人の身分は個人事業主になります。個人商店のようなものですが、フリーのグラフィックデザイナーは仕事を探しに人脈を利用しています。あるいはインターネットサイトを構築するコーダーと組んで、そのサイトのデザイン部分を担当したりもします。そうなるとたとえ会社に所属していても在宅勤務OKであれば、まさに職住近接ですから通勤の時間も気にしなくてよくなりますし、自分が好きな時間帯に仕事をすることができます。そこで会社によって条件はつきますが、グラフィックデザイナーの在宅での勤務を認めているところもあるようです。
ここでのテーマはそのような人ではなく、グラフィックデザイナーの在宅募集ですが、これはまさにフリーのグラフィックデザイナーを対象にしています。在宅であれば事務所も機器類もグラフィックデザイナー持ちですから、その経費の心配は不要です。気をつけるのはそのグラフィックデザイナーの能力だけです。フリーもさまざまで、会社では採用されないような能力レベルが低いグラフィックデザイナーもいます。ですから、グラフィックデザイナー在宅募集では応募する人の能力レベルをテストして、そのテストに合格した人に仕事を発注します。これなら安心することができますし、制作費だけを支払えば良いのですから、支出経費を抑えることができます。一方でそのテストに通ったグラフィックデザイナーは自分で探さなくても仕事が見つかります。これは双方にとって便利です。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
