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アパレル関連はグラフィックデザイナー求人の宝庫?

アパレルとは日本語にしますと、衣服、衣装、服装のことで、アパレル産業は既成服メーカーを指します。衣服にはオーダーメイドがある一方で、サイズを細分化してレディメイドとしてのアパレルがあります。どちらが多いかと言いますと断然アパレルが多いのは、周知の事実です。アパレルもサイズを細分化することで大抵の、人にはそのままで着用することができるようになっています。

アパレルメーカーの数は大手から小規模までを入れると、かなり多くなります。デザイナーとアパレルとの関係を見ますと、主役はファッションデザイナーになりますが、実はグラフィックデザイナーもアパレル業界では極めて重要な存在になります。アパレルではターゲットを想定してさまざまな衣服をデザインしますが、それを売るためには実物を店頭に飾るのと同時にカタログや雑誌、PR誌そのほかの印刷物で紹介します。さらに言えばインターネットのサイトも活用します。こうしてできるだけ不特定多数の潜在的なユーザーの目に触れなければ折角のアパレルも売れません。

ここからは、グラフィックデザイナーの出番です。グラフィックデザイナーは、いかにそのアパレルが良いかをビジュアルで見せて、ユーザーの購買意欲をそそらなければなりません。今はデパートなどへ足を運んで既製服を買うのと同時にカタログでの通信販売も盛んで、多くのユーザーはカタログを見ています。そうなると、いかにしてそのアパレルが素敵かをアピールするのはグラフィックデザイナーの腕にかかっています。これは化粧品についても言えますが、印刷物でのアパレルの命は色彩とレイアウトだと言えます。

ここで大切になるのが、印刷物の種類に応じたグラフィックデザイナーのレイアウトと色彩に関するセンスです。アパレル関連の印刷物を制作するには色彩感覚が優れていなければなりません。またレイアウトも重要で、狭いスペースに色違いのアパレルが並ぶようなレイアウトをする際には特に注意を要します。そのアパレルを魅力的に見せるために、バッグや靴などの小物を配するデザインセンスも重要になります。アパレル業界からのグラフィックデザイナー求人は数多く見られますが、それはアパレルが売れるか売れないかはグラフィックデザイナーの腕にかかっているからです。したがって、アパレルでのグラフィックデザイナーの求人は多くても、それは単なる人手不足が理由での求人ではなく、より有能なグラフィックデザイナーを求めているからだと言えるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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