世界中にはメガポリスと言われるマンモス都市がいくつもありますが、その中でも東京は一際目立つ存在で、今や東京は世界一の大都市と言えるでしょう。細かいことまで加えると、東京に無いものを探すほうが難しいと言われています。
このような東京ですから、東京にある企業、会社、店舗の数はそれこそ数えきれないほど多く、これがすべての業種について言えます。もちろんウェブ制作会社の数も多く、例えば東京23区の最初にでてくる千代田区だけでも100社ほどにのぼります。これを単純に23倍とはいきませんが、千代田区内以上のウェブ制作会社の数がある区もありますから、多分ウェブ制作会社数は数千社になるでしょう。
これだけ多くのウェブ制作会社があるうえに、それこそ無数とも言える飲食店や商店、会社、ホテルや旅館などのそれぞれが自社のECサイトを開設しているのですから、それを受け持つウェブ制作会社からのwebデザイナーの求人は極めて多く見られます。
つまりウェブサイトに関して言えば、東京ではサイトの数と比べるとwebデザイナーの数は少ないようです。したがって未経験webデザイナーの求人も数が多く、まさにwebデザイナーの売り手市場の様相を呈しているのが東京と言えるでしょう。ここで未経験webデザイナーというのはもちろん新卒や第二新卒も含んでいますし、その業務内容はウェブ全般で多岐にわたります。
東京にはウェブ専門校がたくさんあり、多くの人が明日のwebデザイナーを目指してウェブに関することを学んでいます。そして多くの人は、そこを卒業すると未経験webデザイナーとして求人に応募します。
そのなかには高校からウェブ専門学校へ行った若い人や、仕事をしながらウェブ専門学校へ通い知識やスキルを習得して、ウェブという異業種への転職をする人もいます。
webデザイナーで経験者と言いますとそれぞれが職場に所属して毎日忙しく働いています。そこへ新規のウェブサイト開設の仕事が来るとウェブ制作会社は求人をします。その求人の多くは未経験大歓迎なのです。
つまり出来上がった一人前のwebデザイナーは、すでに手一杯の仕事を抱えていますから、とても新規に受注した仕事までは手がまわりません。そこで、未経験でもウェブの知識とスキルがあるwebデザイナーを募集することになります。その求人内容はさまざまで、htmlやcssが理解できていなくてもOKというピンからECサイトの構築、コーディングまでありますが。概して言えるのは高度なスキルまでは当面要求しないと言うレベルのようです。
つまり未経験webデザイナーはインターン、アルバイト、アシスタントレベルでもいいようです。ただしいくらインターンなどと言ってもウェブデザインのスキルが未熟なようでは採用には至らないでしょう。矛盾するようですが東京にはwebデザイナーの求人は多くてもそれはある一定以上の知識とスキルを持っているwebデザイナーの求人なのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
