ITが進化した今、パソコンの普及率には目覚ましいものがあります。その多くはWindowsのパソコンで、主に文章や作表などで使われています。またマッキントッシュのパソコンは文章や作表もできますが、それよりも作画に使われていて、グラフィックス向きのパソコンとされています。このマックのパソコンをデザイナーマシンにするには、にはソフトウェアのPhotoshopとかIllustratorが必要になります。
なぜPhotoshopやIllustratorが必要なのかと言いますと、これらのソフトウェアがいわゆるお絵描きソフトであり、人に代わってどのような線も描いてくれるからです。したがって、今では絵が描けない、絵が下手な人でもソフトウェアの使い方さえ分かればグラフィックデザイナーになれるのです。以前、パソコンやソフトウェアが登場するまでは、デザインは人が描き、色をつけていました。今でもこれはありますが、器用な人であれば自分がイメージする絵をパソコンが描いてくれるのです。
ただし、絵が下手でも絵心が無くては、グラフィックデザイナーになるのは難しいでしょう。絵が頭の中に浮かぶのに、それを手ではうまく表現することができない人は絵が下手とか、絵が描けない人ということであり、絵自体のイメージが頭に浮かばなくてはパソコンでも絵は描けません。多くの人は幼児期から絵本や積み木などで2次元と3次元の体験をしますし、小学校や保育園ではクレヨンや色鉛筆で画用紙などに絵を描いて遊びます。この絵心があればいいのであり、じょうずな絵を描けるほうがベターではありますが、グラフィックデザイナーは絵がじょうずである必要は、今ではもう過去のものなのです。
Windowsでもマックに似たことはできないわけではないのですが、グラフィックスとなるとやはりマックとお絵描きソフトウェアのPhotoshop、Illustratorを使います。ほかにもソフトウェアはありますが、基本的にはこの2つのソフトウェアを使うことができる、というよりは使いこなすことができればグラフィックデザイナーは務まります。
文章はコピーライターという別個の職業があり、編集の分野ですから、グラフィックデザイナーにはコピーは要求されません。Windowsもマックもパソコンということでは似たようなものですから、キーボードの使い方に多少の違いはありますが、これは慣れればまったく問題はないでしょう。
Windowsとマックを使うことができるグラフィックデザイナーも、数多くいます。パソコン時代の今では、絵が下手だからグラフィックデザイナーにはなれないことはありませんし、絵が描けないということもグラフィックデザイナーには関係がないのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。