グラフィックデザイナーになりたいと言う人はデザイン専門学校、あるいはデザイン学科がある高校や短大、大学へ行くのが順当な考え方でしょう。これらの学校ではグラフィックデザインのコースを選び、研鑽に励んで将来に備えます。
デザイン専門学校は全国に数多くありますし、デザインを主体とした高校も全国で秋田県と徳島県以外の45都道府県にたくさんあります。短大や大学でも同様にグラフィックデザインを専攻する学科があります。こうして見てみますと、学生は高校、短大、大学でグラフィックデザインを学べますし、社会人はデザイン専門学校でグラフィックデザインの勉強をすることができます。これは誰にでもグラフィックデザインを学ぶ機会があるということで、特にデザイン専門学校であれば年齢に関係はありません。地域的には高校はほぼ全国中にありますし、短大や大学も全国に点在しています。デザイン専門学校はその所在地がやや地域的な偏りが見受けられますが、就職先が多い地域にありますから、卒業から就職を考えれば、むしろ仕事先を探すのには有利だと言えそうです。
また、高校や短大、大学では卒業生の就職に関しても就職相談をしてくれますし、デザイン専門学校はカウンセリングの体制もありますから、どのような学校でも卒業してからの就職活動もしやすいと思います。どこの学校を卒業しても就職の際には新卒ですから、いきなり正社員ばかりの求人ではないでしょうが、最初は雇用する側も就職する側も手探り状態ですから、アルバイトやインターンでも致し方ありません。そこで実務に慣れれば、そして学校で学んだことを実務に応用できれば、本採用になるでしょう。
問題は卒業をしてもその人がどのように職場環境に順応できるかということで、その意味では職場での実務が学校の延長のようなものですから、良い言いで新人らしく緊張感を持ちながら、学ぶ気持ちも忘れないようにするのが大切でしょう。
ただし、就職をすればプロなのですから、学生だという甘えた気持ちは捨てなければなりません。新人だからできなくて当たり前という気持ちでは進歩は期待できないでしょう。学校時代にはチャレンジ精神はあまり必要がないかも知れませんが、就職して実務についたら、すべてに挑戦をするという気持ちで頑張りたいものです。これはできませんという言葉はプロには無いと思いましょう。与えられた仕事はお金がからんでいることを理解することが必要で、そこが学校と実務の違いなのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。