グラフィックデザイナーになりたいが、学校と名がつくところへ通うのは時間的にも距離的にも無理だ。しかし、独学ではデザインについての習得は自信が無い・・・このような人のためにあるのが、通信講座です。通信は通学ではありませんから、自分の都合がつく時間帯に勉強をすることができますし、通学のための時間は必要ありません。ただし、通信講座では先生や講師がそばにいないという点でやや独学に近くなることは致し方がないことです。
通信講座でのグラフィックデザイナー養成コースはいくつもあります。
ある通信講座は3ヵ月コースで、教材は一括で届き、添削などはありません。教材はDVD とCDで、実際の操作画面を使って説明がなされます。講座は段階的で自分の学習ペースで勉強ができます。副読本もついていて、これが参考書と講師の役目になります。別の通信講座も期間は3ヵ月で、実働時間は約33時間です。これも同じように動画での説明になり、PhotoshopとIllustratorの使い方の説明が主体になるようです。なお、この場合は質問や添削のサービスもあるそうです。
さらに通信と通学を合わせた通信講座もあり、通学は週に1回で、全部で17週(約85時間)のコースですが、通信講座は無期限です。この場合はあらかじめ通信講座を自宅で勉強しておいて、その確認と実習に通学が当てられるようです。なお通学がなくてもこの通信講座を受講することもできるとのことです。この通信講座の説明によりますと、グラフィックデザイナーになる初級から上級までを一貫しているそうですから、内容的には通学をするのとさほどの差はないようです。
ほかにも、グラフィックデザイナーになるための通信講座や通信教育はありますが、これらのいずれもがDVDとCD、副読本での勉強ですから、通信講座でグラフィックデザインをマスターするには、予習、復習を兼ねた練習がなによりも大切になるでしょう。DVDを見ていて、なるほどと感心しているのではなく、それを実際にパソコンでトライしなければなりません。通信講座の良い点をあげますと、DVDという先生がいつでもそばにいることで、繰り返しで何度でも受講をすることができることです。一度に全歩を覚えることはできませんから、これはどうだったのかというときにDVDを見ればそのやり方が分かります。しかし、大切なことはパソコンなどの扱い方を身体に覚え込ませることで、DVD全部を丸暗記するようなつもりで取り組むことが必要になるでしょう。なお、繰り返しますが、覚えたつもりでもどこかを忘れてしまうものですから、一番重要なことはとにかく練習をすることです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
