IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

【就活に使える】グラフィックデザイナーの用語集

それぞれの業種には、その業種で使われる用語があります。グラフィックデザイナーが使う用語はグラフィックデザインで使われる言葉で、これを蚊帳の外の人が聞いても、分からないことがあります。ここでグラフィックデザイナーが日常的に使う用語を見ることにします。

(1)アクセシビリティ:利用のし易さで、このソフトウェアはアクセシビリティが良いなどと使われます。
(2)イラレ:ソフトウェアのIllustratorのことです。
(3)遠近法:距離感を表現できる方法で、わざと遠くの物を大きくして手前にある物を小さく描く逆遠近法もあります。
(4)黄金比:黄金分割とも言われ、建築などで使われますが、調和的で美しいとされる比率のことです。
(5)カリグラフィー:アルファベットなど文字をきれいに書く手法です。
(6)カンプ:コンプレヘンシブという英語の和製英語で、デザインのダミーのことです。
(7)キャプション:写真や絵、イラストなどにつける解説です。この写真のキャプションをくださいなどとコピーライターに頼みます。
(8)級数表:級数で文字の大きさを測る表で、写真植字などに使われます。
(9)クライアント:顧客のことです。クライアントは神様ですなどと使われます。
(10)クロッキー:人物の動きなどをおおまかに描くデッサンです。

(11)コンペ:コンペティションの略で、企画や作品の競争のことです。
(12)コンテスト:賞金をつけたコンペのことです。
(13)CI:コーポレートアイデンティティの(Corporate identity)の略で、企業特定のマークやロゴタイプ、シンボルなどのことです。
(14)肖像権:人の顔や姿を無断で撮影、描写、公表できない権利で、この写真は肖像権に引っかかるから使えないなどと言います。
(15)シンメトリー:左右対称のことです。
(16)スーパーグラフィック:建物の壁面などに描かれたイラストなどのことです。
(17)スランプ:調子が今ひとつ悪い状態。
(18)装丁:パンフレットなどの表紙や用紙を決めることで、これは装丁が良いなどと言われます。
(19)タイポグラフィー:印刷の文字の書体、大きさ、配列の仕方など視覚効果の総称です。
(20)タラシ:文字組で画像や本文の間に入れるアイキャッチ的な文字。
(21)テクニカルイラストレーション:精密に描かれたイラスト。
(22)デフォルメ:形を変形させで表現する手法でデフォルメーション(deformation)の略。
(23)プライバシーマーク:日本情報処理開発協会(JIPDEC)が決めた個人情報取り扱いに関する認定制度。
(24)プレゼン:プレゼンテーションのことで、クライアントに企画や作品を売り込むこと。
(25)ポートフォリオ:作品をアイルにまとめたもの。
(26)モノグラム:二つ以上の文字を組み合わせて図案化したもので、組み文字(monogram)のこと。
(27)ロゴ:会社名、商品名などをデザインしたマークまたは文字のことで、ロゴタイプ(logotype)の略。

このほかに、PhotoshopやIllustratorをお絵描きソフトウェアと言うように、専門用語とまでは言えないような言葉も無数にあります。ほとんどは仕事をしながら覚えていくので十分ですが、興味のある人は就活の段階で勉強しておくのも好印象です。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「グラフィックデザイナー」の求人を検索する