最近は、ツイッター(Twitter)という新しいコミュニケーションツールを使う人が増えてきています。Twitterの本来の意味は呟きということですから、ごく短い言葉のことですが、時には長い文章もあります。文章が長いということはそれだけ情報量が多いからでしょう。情報を発信する手段としてのTwitterは、グラフィックデザイナーもしばしば使っているようです。
このグラフィックデザイナーのTwitterでは、どのようなことを発信しているのか、興味がありますね。Twitterはグラフィックデザイナー側からだけではないようで、親しい間柄のクライアントなども、依頼案件をTwitterで送信するそうです。この仕事をいつまでに仕上げて欲しい、という依頼がTwitterで送信されてきて、グラフィックデザイナーは、OKです、と呟くのです。これはまさにすれ違う時に仕事を依頼するようなものですが、これで通じるのですからTwitterは便利です。
パソコンでだと、こう簡単にはいかないでしょうし、電話でも余分なことを喋るでしょう。しかしTwitterだとこのように簡単で、何回かのやりとりがあったとしてもそれほどの時間はかかりません。また、グラフィックデザイナーはTwitterでほかの情報発信もしているようです。例えば、別のデザイン会社にいる友人に、すごい大物が入りました、しばらくは会う時間がなさそうです、と発信すると、それを受けた相手から、頑張って!と返信があるという具合です。
こうなると、家族持ちのグラフィックデザイナーは、家へ連絡をするのにTwitterで、今晩は泊まり、家からは、わかりました、というだけで、徹夜の仕事をするという情報が伝わります。これはすべてインターネットのお蔭です。電話をするよりもTwitterのほうが文字で残りますから、証拠にもなります。情報の行き違いで言ったとか言わなかったというトラブルもTwitterならありません。Twitterは言わばパソコンやスマートフォンでのメールですが、これは今後ますます増えていくと思います。そのうちにグラフィックデザイナーのTwitterというタイトルの本が出版されるかも知れません。ちなみにグラフィックデザイナーがポートフォリオに納める作品集のなかの説明で、Twitter調のコピーが流行ったりすることもあり得るでしょう。
その意味で、Twitterは新しい文章スタイルだとも言えそうです。ショートショートという文学がありますが、Twitter文学は、言ってみれば呟きの詩とも言えそうです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。