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これで十分、グラフィックデザイナー向けPC

正式に言うと長くなる言葉を略して使いますが、PC(ピーシー)というと知っている人は、それはパーソナルコンピュータ(Personal Computer)のことだと答えます。コンピュータはさまざまで、大きいものはスーパーコンピュータで、これは建屋全体がコンピュータです。ギガコンピュータという呼び方もありますし、普通に使うものではデスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータもあります。ちなみにアメリカなどではノートブックコンピュータはラップトップ(コンピュータ)と言い、7ラップ(膝)トップ(上)という意味です。

このPCとグラフィックデザイナーについてですが、グラフィックデザイナーが使うPCはデスクトップとノートブックで、WindowsとMacが主力です。Windowsはマイクロソフト社、Macはアップル社の製品で、それぞれに特徴があり、古くから互換性はあまりありません。一般に知られている特徴はWindowsが事務的な用途で、Macがビジュアル向きだということですが、どちらも使い方とソフトウェア次第では、同じことができます。したがってグラフィックデザイナーはこのどちらかを使いますが、どちらを使う人が多いかは定かではありません。

以前はグラフィックデザイナーと言えばMacが定番でしたが、それはビジュアル用のソフトウェアであるIllustratorとかPhotoshopが、Macを対象にしていたからです。しかし今ではアドビ社からwindows向けのものがリリースされていますから、両者のどちらでもグラフィックデザイナーは使うことができるようになりました。また、デスクトップはMac、ノートブックはWindowsという傾向がありましたが、今ではそのようなことはありません。

ただし、実際に使うとなると、ビジュアルであるグラフィックデザイナーの仕事には以前からの流れもあり、MacのデスクトップPCを使う人が多いとも言われています。これはビジュアルを見るためのディスプレイがデスクトップのほうがノートブックPCより大きいからです。いずれにしてもグラフィックデザイナーがデザインで使用するのがPCですが、そのPCがWindowsであるかMacであるかとなりますと、どちらでも使い易いほうで良いということになります。
グラフィックデザイナーにスーパーコンピュータや業務用大型コンピュータなどは無縁の存在ですし、むしろノートPCのほうが使いやすいのは言うまでもないことです。グラフィックデザイナーが表現する世界は計算の世界では無いので、コンピュータの演算スピードはある程度は速さを求められますが、現在市場にあるPCで十分なのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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