同種の職業や同じ趣味、同じ目的を持つ人たちが集うコミュニティがあります。コミュニティは英語のCommunityで、日本語にすると共同体です。グラフィックデザイナーの場合、同業者が集うコミュニティはあるのでしょうか。この場合のコミュニティは今ではインターネット上にあると言えるでしょう。
インターネット上には無数のサイトがありますが、その中にSNS(Social Networking Service)があります。SNSはいろいろなものがありますが、インターネット上でのコミュニティと言えるでしょう。では、グラフィックデザイナーに特化したSNSがあるかと調べますと、たとえばmixiなどでは、グラフィックデザイナー集まれ!などというコミュニティが見られます。これはグラフィックデザイナーに広く参加を呼び掛けているサイトで、そこには会員になるための方法などが記されています。
これはまさに、グラフィックデザイナーだけのためのコミュニティサイトで、これからグラフィックデザイナーを目指す人にも参加を呼び掛けています。開設後10年ほどのコミュニティで、約7000人のメンバーが居るようです。サイトにはさまざまなグラフィックデザインに関するイベント情報や、会員からの声が寄せられています。
また、別のインターネットコミュニティもあり、このサイトではクリエイティブコンテストなども開催しています。これら以外にもインターネットサイトのグラフィックデザイナーのコミュニティはあるかと思いますが、目立つのはこれらで、特に純粋な意味でのグラフィックデザイナーのコミュニティはmixiのようです。
Facebookなどももちろんグラフィックデザイナーのコミュニティと言えるでしょうし、これらのSNSに参加するグラフィックデザイナーはかなり多いようです。グラフィックデザイナーは毎日が忙しいのですが、会社などで顔を合わせている同僚以外に、広く人脈を作るということでグラフィックデザイナーのコミュニティに参加する人が居るのです。
これらのサイトでグラフィックデザイナーコミュニティに参加すると、毎日のようにメールでコミュニティの動向が発信されますから、その情報は転職などの参考になるかも知れません。ただし情報はすべてオープンされます。自分の考え方や行動を広く同業のグラフィックデザイナーに伝えたいという人は、これらのグラフィックデザイナーのコミュニティを活用しているようです。共同体ですから同業者だけが分かる言葉が使えますし、共感を呼ぶ記事も書けます。
実際に顔を合わせる機会は滅多に無いとしても、仲間が居るということだけでもグラフィックデザイナーのコミュニティの存在は心強いのではないでしょうか。これからグラフィックデザイナーになりたいと考えている人は、是非とも見ていただきたいと思います。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。