埼玉は、今では首都圏に含まれているとも言えますが、それは東京からのアクセスが良い地域であり、奥秩父をはじめ山梨県側ともなると交通インフラの整備は今一つと言った感じです。
したがって埼玉でも、東京に近い地域はベッドタウン的な様相を呈していますがそうでない昔ながらの埼玉もあります。
ここでその埼玉でのIT関連の動きを見てみますと、最近政令指定都市になったさいたま市は国の機関なども移転をしていてまさに首都圏と言えます。また今ではさいたま市の区になった旧浦和市や旧大宮市は何となくまださいたま市とは言えず、以前として前のままの経済産業活動を展開しているのが実状です。
これは政令指定都市に移行してからの歴史が浅いので、致し方ないでしょう。
ここで埼玉でのwebデザイナー求人について考えますと、このような経緯があるので、どうもさいたま市と言うくくりに抵抗感があることです。
例えば旧大宮市は今ではさいたま市西区、北区、大宮区、見沼区ですし、旧浦和市はさいたま市桜区、浦和区、南区、緑区になります。このような区になったのですから埼玉のwebデザイナー求人についてはこれらの区での動向を見なければなりません。
そこで区ごとにwebデザイナー求人傾向を見てみますと、どうもその求人は万遍なく分散しているようです。つまりwebデザイナーを必要とするウェブ制作会社や企業などはさいたま市全体でバランスがとれているようです。
そこでその求人のいくつかを見てみますと、大宮区のあるウェブ制作会社は、未経験、第二新卒を急募しています。この会社はグラフィックや雑誌制作もおこなっていて、そこに新たにウェブサイト制作部門を設けたようです。
別の浦和区にある会社はウェブコンサルティングを業務にしていて、未経験者を育成しながらの仕事をするwebデザイナーを求めています。
北区にある小規模なウェブ制作会社では、その業務内容はまさに地元密着で、同社のクライアントは、ラーメン店や焼鳥屋、バーといった飲食業、リラクゼーションサロン、不動産業などのHP制作を手掛けるとのことです。したがってこの会社では営業がクライアントとの窓口で、webデザイナーは基本的に社内での打ち合わせで作業をすすめます。
もうひとつ、浦和区にある会社では日給制で5,000円、業務内容はウェブディレクターで、やや矛盾しますが勉強をしながらスキルを身につけることができるという注釈がついています。
こうして埼玉でのwebデザイナー求人を見ますと、正直なところ地元重視のウェブ制作会社あらの求人が主流になっているようです。これは近くに東京という大きなwebデザイナー集積地が控えているからでしょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。