新潟は豪雪のイメージが拭えませんが、夏は暑く、スポーツが盛んな県という面もあります。また魚沼のコシヒカリに代表される、日本有数の米どころでもあります。経済の中心は新潟市で、人口は70万人余りですが、街は活気を呈していて、上越新幹線で東京にも近いということもあり、多くの企業の支社や支店が立地しています。
しかしこれが良い面と、そうでない面を持つ原因にもなるようで、例えばwebデザイナーの新潟での求人を見ますと、その数は考えているよりは少ないようです。これは多数の企業が立地してはいますが、これらは本社が東京であるため、自社サイトを支社や支店独自で立ち上げる必要がないからでしょう。
したがって、実際のwebデザイナー求人を見てみますと、100件以内というのが実状のようです。
そのようなwebデザイナー求人を少し詳しく見てみますと、クラウドを使用するウェブシステム(アプリケーション)の開発と運用管理、CMS組込みのホームページ制作(のバックエンド部分の担当などがあり、年収は400万円が上限です。
別の求人は、編集職の仕事込みで、雑誌やWebサイトの企画から取材、記事のテキスト作成などと、社内のカメラマンと取材をおこなったり、デザイナーにイメージを指示してサイトをつくり込むなどで、勤務地も新潟に限定されていません。
いわゆるウェブサイトの制作全般という大枠の求人もあり、年俸は350万円程度とのことです。
また、ウェブ制作でパートナーを募集する求人もあります。この会社では自社でwebデザイナーを抱えるというよりは、外部の制作会社やフリーランスのwebデザイナーと連携して受注したプロジェクトを進める業務形態を採用しています。
したがって、業務提携やビジネスパートナー募集にあわせて、外注Webデザイナーやコーダー募集ということで、これはフリーのwebデザイナーには良いでしょうが、正社員を希望する場合は無理なようです。また小規模のウェブ制作会社では時給800円でwebデザイナーを求人していますが、この場合は多くのスキルは必要がないようです。もうひとつは、明らかな外注求人で、ウェブ請負パートナーの募集で、数名を募集しています。仕事内容はウェブデザイン・コーディング・プログラムをスキルに応じて振り分けます。
また自宅での作業が可能な場合もある一方で、クライアントとの打ち合わせも、プレゼンの立会いもあります。このように見ると新潟でのwebデザイナーには純粋なウェブサイトの制作だけではなく、そのほかの作業も込みという条件が多いようです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。