職種にもよりますが、特別な能力を必要とするwebデザイナーの場合は派遣が良いのかそれとも正社員が良いのかは人により意見が分かれるようです。
webデザイナーのような特殊技能を持っていない人の場合は、当然正社員のほうが生活も安定しますし将来設計も可能でしょう。しかしwebデザイナーの場合は少し事情が異なるようで、派遣のほうが良いと考える人はそのほうがさまざまな職場で働くので、自分自身のスキルアップが図れることをメリットとして考えます。
逆にwebデザイナーでも正社員のほうが良いと考える人は、将来のことを考えればいずれは実務を離れた管理職のような仕事をできるからのようです。こうして見ると派遣か正社員かは大いに悩むところですが、要はその人の考え方ということになります。
年齢が高くなっても好きなwebデザイナーで働きたいと考えれば、派遣で十分に経験を積むことができますから、将来独立してウェブデザイン会社を設立することもできるでしょう。
そうなると今度は自分が雇用主となって、派遣社員を持てることになります。また派遣でつくった人脈をフルに活用して自宅でwebデザイナーとして仕事をすることもできます。
これは正社員ではできないことで、いわばゴーイング・マイウェイタイプであれば派遣でのwebデザイナーが好ましいということになるのでしょう。また、家庭を持って雇用年金も約束されている正社員のほうが良いという堅実派的な考えもあるでしょう。
なお、派遣で働いていて正社員の勧誘を打診されて正社員になる人もいますから、この辺りは自分自身の人生設計の考え方次第だということになります。なお、いずれにしてもwebデザイナーとしてのスキルアップは派遣でも正社員でも欠かせないことであるのは申すまでもないことです。
場合によっては高度なスキルを身につければ、自分が学んだウェブデザイン学校で今度は自分が教える立場になることもあるでしょう。この場合は正社員に近い身分になるとは思いますが、それでも学校と派遣の両立も可能でしょう。
さて、このようなことから派遣が良いか正社員が良いかはwebデザイナーとしては悩むところではありますが、どちらを選ぶかは本人次第と言うことになります。言えることは今のインターネット社会がこれからもますます多様化し、ITもさらに進化していくことでしょうから、webデザイナーの仕事は増えこそすれ減ることはないでしょう。
また優秀なクリエーターであれば、IT関連でのwebデザイナー以外の仕事もできますから、社会的なステイタスもアップするでしょう。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
