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25歳のwebデザイナーは、どんな毎日を過ごしている?

25歳でwebデザイナーというと、まさに働き盛りです。センスも良くアイデアも湧き出てきますし、最新のスキルも身についているでしょう。しかも体力的にはタフで徹夜が続いても平気で、会社にとっては頼もしい存在だと言えます。
ここで注意したいのは、それを良いことにオーバーワークにならないように体調の自己管理にしっかりと気をつけることです。また何でもこなす、何でも屋さんにならないように注意しましょう。言葉は悪いですが人の言いなりになる将棋の駒は、使い捨てにされる危険性があります。

ウェブの世界を将棋に例えると、働き盛りのwebデザイナーは「歩」のようなものです。「歩」は最前線で働き、それを動かす軍師はディレクターであり会社の場合は経営者なのです。ウェブの世界は人情の世界ではなく実力第一のドライな世界だと思いましょう。
使えなくなった「歩」は役に立たないのです。もちろん労働基準法もありますから使い捨てはオーバーな表現ですが、25歳から30歳になるのはあっという間です。

その間に新人があとに続いていて、新しい「歩」になって活躍をしはじめるでしょう。つまり25歳という時期は良いのですが、5年後、さらには10年後のことを考える時なのです。たとえば将来の生活設計のことを考えて、そこに自分が置かれている環境を合わせてみることが必要になるのです。
その結果、今の環境で大丈夫だと判断すれば、その仕事を続けるのも良いでしょう。しかし、このままでは将来展望が見えてこないという場合には、転職の時期なのかも知れません。25歳のwebデザイナーの転職は比較的容易ですから、派遣会社などに登録をして別の会社へ移って新しい環境での仕事をするのも良いでしょう。

すなわち25歳のwebデザイナーは、才能さえあればどこの会社もが欲しがる人材だと言えます。ウェブに限ったことではありませんが、自分と言う商品にできるだけ高値をつける時でもあるのです。
所属する会社が昇給や待遇改善という高値をついてくれれば、それは本人を評価しているからです。しかしそうでなければ、自分で自分を高く売る転職という方法も考える時期が25歳ではないでしょうか。いずれにしても自分の境遇に甘んじて、のんびりとしている時期ではないのです。それはすぐに30歳になり35歳になり、やがては40歳になるからです。
別の言い方をしますと、25歳は目先だけのことにばかりとらわれずにそろそろ将来を見据えた考え方を持つ時期だと言えるでしょう。いずれにしても忙しい中でも一旦立ち止まって自分を見直すことが必要だと言えるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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