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webデザイナーの求人倍率

多くの有名校に入学するために塾が大流行で、子どもは学校と塾通いの毎日です。しかしいざ試験となると、何百人という子どもが座る試験場で、入学ができるのはほんのわずかということもあります。こんなことが起きるのは、入試の倍率が高いからです。
これは就職でも同じことが言え、大企業ともなると最初から応募を諦める学生も少なくはないでしょう。つまり倍率は学校から就職までついてまわるのです。

そこでwebデザイナーの求人での倍率はと見ますと、これはがらりと事情が変わるようです。つまりウェブ制作会社の求人に応募するwebデザイナーが10人いたとして採用が1名だから倍率は10倍かと言いますと、それがそうではないのです。この10人がそろって優秀であればともかく、求人側の希望に沿わなければ10人が10人不採用になります。どの制作会社も、使えないwebデザイナーは採用しないのです。その逆に10人のうちの2名が同程度のスキルや経験があり年齢も同じ程度だと1名の採用を思い切って2名採用というようなこともあるようです。

また、採用に条件が付く場合があるでしょう。つまり希望する給与を若干引き下げれば採用するということもあるでしょう。このようにwebデザイナーの求人での倍率はあるようで無いのが実状ではないでしょうか。
したがって求人に応募するwebデザイナーは常にベストを尽くして良いポートフォリオを作成し、面接ではしっかりとした態度で臨むことが大切になります。つまり有能なwebデザイナーはどこのウェブ制作会社も欲しがるのです。ですから優秀なwebデザイナーを抱えている会社はその人が会社を辞めたいなどと切り出すと慰留に努めるでしょう。つまり社内転職のようなものですが、これは腕に自信があるからこそなのです。

その逆に経営者やウェブディレクターから肩たたきをされるwebデザイナーもいます。そろそろお払い箱だということです。一度役に立たないというレッテルを貼られると、そのレッテルをはがすのは並大抵なことではありません。そこでそのようなwebデザイナーは自主退職をして新しい会社の求人に応募しますが、多分倍率以前に不採用になるでしょう。
例え採用されたにしても試用期間があり、その試用期間内に一定の成果を認められないと、また別のウェブ制作会社の求人に応募することになります。このようにwebデザイナーの世界は実力第一主義ですからwebデザイナーはうかうかしてはいられないようです。
ちなみに人柄も倍率に影響しますし、webデザイナー以外の技能や資格があれば就職に有利になることもあるようです。
今の世の中は能力主義、成果主義が浸透していますが、さすがIT業界の一部でもあるウェブ業界は、その先端を走っているということです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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