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ニートでもwebデザイナーになれるか?

ニートは、引きこもりとほぼ同じ意味に解釈されています。厚生労働省の定義によるとアルバイトなどで就職を希望しながらも就職をしない人がニートで、つまり人見知りが激しく、また職場での協調性がないため就職したくても職場が怖いから就職できないというのが、ニートだとしているようです。このニートは年齢層では20~50歳が多いようですが、このようなニートでも独学でウェブの勉強をしている人がいます。

ではニートのwebデザイナーに、仕事はあるのでしょうか。ニートは言わば一種の対人恐怖症的なところがありますから、とても自分から進んでウェブの仕事を見つけるために出歩けないでしょう。しかし、家族の親兄弟が口を聞いて歩けば、ウェブの仕事があるかも知れません。ニートは頭が良い人もいますし、インターネットをパソコンで見てもいます。また自分でサイトを立ち上げている人もいるでしょう。そうするとインターネットのサイトで仕事の依頼がくる可能性も否定できません。

ニートでもパソコンの画面が相手なら気が楽になりますから、コミュニケーションはスムーズにいくのではないかと考えられます。そうなるとサイト制作に全力を注ぎますから良いサイトが作れそうです。また、それを依頼したクライアントにはそのwebデザイナーがニートだとは分かりませんし、例え分かったとしても、作品が良ければそのようなことはどうでもいいのです。こうして考えるとニートでもウェブに関する知識とスキルがあればフリーのwebデザイナーになれるということになります。

またニートもさまざまですから、なかにはそのような仕事をしているうちに外出をするようにもなるでしょう。また自分の制作したサイトが好評であれば自信がつきますから、ニートの性格も変化してくるのではないでしょうか。ひきこもりの若者や中年層の数はそれほど多くはないようですが、その中にはウェブデザインやスキルで優秀な人もいるでしょう。ニートの誰もがフリーのwebデザイナーになれるわけではありませが、家族の理解があれば立派にwebデザイナーとしての仕事で報酬を得ることができそうです。
ニートには自信を与えることが大切になるでしょうから、クライアントから評判が良いことは大きな自信につながると思います。またニートは引きこもっていながらも、インターネットやテレビで最新の情報は知っていますから、多くの点ではむしろ目の前のことでほかに目を向ける余裕が無い人よりも新しいアイデアを持っているかも知れません。
インターネットのサイトでウェブ制作を名乗る人の中には、ニートのwebデザイナーがいるかも知れません。「元」も含めると実は相当な数にのぼるという説もあります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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