今のインターネットには、クラウドソーシングというウェブサービスがあります。クラウドソーシングとはインターネットで不特定多数の人を相手に業務を発注したり、あるいは仕事を受けてくれる受注者を募集するサービスです。たとえば企業がクラウドソーシングサービスのサイトにこのような仕事をこのような条件でしたい人は居ないかなどと告知して、そのサービスに加入している人がその事案に応募すると言った具合です。
言ってみればオープン募集のようなサービスがクラウドソーシングですが、個人のwebデザイナーはこのサービスを利用しての仕事の獲得も考えられます。この場合競争者が多いことは十分考えられますから必ずその依頼を受注できるとは限りませんが、応募をしてみる価値はあるでしょう。駄目でもともとと思えばいいのですから時間があり仕事が無い時にはこのようなクラウドソーシングサービスの会員になっておくのも個人のwebデザイナーには必要ではないでしょうか。
また、コンペ形式のクラウドソーシングでの発注であれば、webデザイナーは応募のために力を入れますから自ずからスキルアップも図れるでしょう。たとえコンペに通らなくてもそのスキルは将来の役に立つでしょう。個人でフリーのwebデザイナーは何事にも積極的に働きかけることが肝要であり、依頼の選り好みをするような金銭的余裕はないでしょう。来た仕事は何でもするというのは守りの営業であり、仕事を開拓するのが攻めの営業ですから、フリーのwebデザイナーは攻めの営業を心がけなければなりません。自分は腕がいいのだから自分にサイト制作の依頼をしないのは損をしていることだなどと威張ってみても今の世間では通用しません。
そのような意味からも個人のフリーwebデザイナーは、進んでクラウドソーシングサービスで公開された案件には前向きの姿勢で取り組むことが必要になります。数が多ければその中で仕事が順番に回ってくるものですから、フリーのwebデザイナーは常にこの種の仕事の依頼を見逃さないようにして応募し、うまくいけばその仕事の成果が次の仕事に結びつくことを念頭に置くようにしましょう。そうすれば気が付くとこなしきれないほど多くの依頼をかかえているようになるかも知れませんし、クラウドソーシングサービスでの募集案件でその仕事をとれれば自信もつきますし、やる気が起きますから良い作品を制作することができ、それが高く評価されれば業界での知名度もあがり受注料金も高くなります。その結果は多額の年収となって現れるのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
