最近の求人で見かける言葉に、短期というのがあります。つまり1日などの仕事ではないが、そうかと言って長期にわたる仕事でもないのが短期の仕事です。
この短期という意味は解釈次第でどうにでもなりますから、それこそ1週間で終わることもあるでしょうし、実際には3ヵ月もかかる仕事もあるようです。求人の世界ではさまざまな言葉が使われていますから、短期はアルバイトと考えてもいいでしょう。
この短期求人はwebデザイナーにもあてはまり、多くの会社やお店などがwebデザイナーの短期求人をインターネットサイトに掲出しています。その仕事の内容は幅が広く、中には単なるウェブサイトの仕事ではないようなものまでが、webデザイナー短期募集という言葉を使っています。
また短期という言葉なのに、正社員への道もありますなどと言う求人もあります。普通に大学や専門学校を出て就職をする際には短期などはあり得ません。しかし特殊な職種に属するwebデザイナーの場合は、短期もあり得るのです。
つまりこれは雇用する側とされる側に同じことが言えますが、その仕事が両者にメリットがあるかないかは、ウェブデザインの場合は実際に仕事をしないと分からないことがあるのです。
面接や学歴で採用をするサラリーマンやOLとwebデザイナーは、根本的に違うのです。たとえwebデザイナーとして優れたスキルを持っていても、与えられた作業が自分のセンスに合わなければそのwebデザイナーは、実力を発揮することはできないでしょう。つまりウェブデザインには個性により、向き不向きがあるのです。またアイデアにしても、それを生かせる対象とそうでない対象があります。
たとえばスポーツ関連が得意で、この分野であればいくらでも良いアイデアがあるwebデザイナーがファッション関連の仕事をさせられたのでは、そのアイデアを生かす術がありません。ですから、求人も採用も最初は短期契約ではじめて、それが性に合っていてアイデアも生かせるとなれば本格採用という方法のためにあえて「短期」という言葉を使うのかもしれません。ただし、もちろんこの言葉の本来の意味は期間限定の短い間での求人です。
ちなみに正式な「短期」という言葉は派遣用語で、3ヵ月未満の仕事のことです。したがって短期という言葉は3ヵ月以内で完了するプロジェクトなどで必要となるwebデザイナーの求人だと考えればいいでしょう。
なお、webデザイナーの短期の仕事の内容は主にECサイトなどのリニューアルなどが多いようで、そうなると周期的あるいは定期的に発生する単発の仕事での求人がwebデザイナー短期募集ということになります。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
