webデザイナーは大勢いて、毎日が忙しい人、初心者でもたもたする人など様々でしょう。またwebデザイナーとは名ばかりで、実際にはコーディングがうまく出来ないと言う人もいるようです。一通りのことはウェブ専門学校で習ったり、独学で分かったつもりでも身についていないことがあります。そこでwebデザイナーに必要なスキルとは?という観点で考えると、次の点がwebデザイナーには必要だということになります。
その1はPhotoshopを使いこなせるスキルで、これは必須です。本を読むだけではこのソフトウェアでどのようなことができるのかは分かっても、それはペーパーの上のことであり、実際にパソコンで写真などを加工できるスキルが必要になります。
その2はillustratorをマスターすることが必要で、Photoshopが使えてもIllustratorが使えないと意味がありません。Illustratorでいろいろとトレースをしてみる練習をしましょう。ロゴを作ってみたり、フライヤーを作ってみると使い方が身につきます。
3番目はhtmlとcssでのコーディングのスキルです。最初の1番目と2番目はデザインやレイアウトのスキルであり、ウェブサイトにするにはこのコーディングスキルが必要になります。
Htmlとcssでのコーディングは、今ではhtml5とcss3の時代ですから、これを知らないとデザインもできません。ここまでは最低限webデザイナーとして要求されるスキルです。
ほかにもJavaScript、Dreamweaver、Fireworksその他のソフトウェアを使えることがwebデザイナーに必要なスキルと言えます。このようにwebデザイナーに必要なスキルはいかにしてソフトウェアが持つ特性を現実に応用することができるかという点にあります。折角のソフトウェアも使い方が不十分では良い作品はできないのです。
別の観点からwebデザイナーに必要なスキルを見ますと、紙にイラストが描けることや、3DのCGを使えること、映像の編集ができること、さらにはコードを自分で書けること、RIAを自分で作れることなどがあります。ただしこれは通常のウェブサイトではあまり要求されないでしょうから、今はできなくても練習や勉強をしておくと、あとで役に立つというものです。
こうしてみますと、webデザイナーに必要なスキルとは、ソフトウェアの中身に関する理解力と、それを実際に応用する力量だと言うことになります。PhotoshopやIllustrator、Flashなどのソフトウェアは多彩な内容を持っていますから。その内容のすべてをフルに活用するのが有能なwebデザイナーが持っているスキルということになります。
- この記事を書いた人
-
IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
