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経験がモノいう、webデザイナーの世界

何事も経験が大切で、失敗という経験も成功のためになるものです。七転び八起きということわざもあります。経験はそれをしてみないとできないことですから、webデザイナーとして成功している人は誰もが何度も失敗という経験をしているでしょう。
失敗をするのが経験ということではありませんが、初めてのことをするということは、うまくはできないということです。

webデザイナーとしてソフトウェアの使い方を学んでも、学んだだけではwebデザイナーとしての経験をしたことにはなりません。それを仕事に応用した時が経験なのです。たとえばアルバイトで採用された職場で、先輩のwebデザイナーから、ここまでは済んだから、あとはこのようにしてください、と仕事を引き継いだとします。初めてのことですからそれを任された新人は緊張するでしょう。そこでパソコンに向かって作業をはじめたら、うっかりして前のデータを消してしまったなどということもありそうです。

そのような時に、すぐに先輩にその事実を報告するのも良いのですが、その前にその電子データがどうして消えてしまったかを考えてみましょう。このキーを押したら消えた、ではその復元方法は?と考えれば、学校で習ったことを思い出すでしょう。そうだ、このアイコンをクリックすれば復元できるのだと分かればその失敗は役に立つ経験になります。すべてがこの調子で、経験は失敗がつきものなのです。ただし失敗が多ければ経験になるということではありません。うまくキーを操作し、アイコンを操ることが良い経験であることは申すまでもないことです。

しかし、あまりスムーズに操作が進むと、それは経験ではりますが、無意識の経験であり、次にそれを生かすのはルーチンワークになりがちです。これはこうすれば良いのだと機械的な操作をするのは本当の意味の経験ではないようです。経験したことを応用して、これはこうすれば良いのだが、その代わりにこうしたらどうなるだろうか?と考えるのも経験を積むことになります。その結果が良ければそれで言うことなしですが、結果が良くない場合は、これはしてはいけないのだという経験になります。

こうしてみると経験は豊富なほうが良いと言えるでしょう。
新しい局面に出会う機会が多ければ多いほど経験を積み重ねることができます。したがって新人や未経験のwebデザイナーは何事にも前向きな姿勢で取り組むことが大切になります。それは今までにしたことがありません、と逃げるようではいつまで経っても豊富な経験を持つことはできませんから、webデザイナーは常に未経験を経験することが大切なのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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