日本では中学までが義務教育で、中学を卒業すると児童福祉法の範囲内での仕事に就くことができます。もちろんウェブの仕事をすることもできます。今は小学生の頃からパソコンでゲームも遊びますし、なかにはパソコンのキーボードを器用に扱う児童もいます。このようにパソコンが普及した現在では、中卒でwebデザイナーになりたいと考える学生がいても不思議ではありません。
しかし、ウェブの分野は中卒ではまったく未知の世界だと言えます。中卒でwebデザイナーになりたければ、独学あるいはウェブ専門学校で学ぶしか方法はないでしょう。独学では各種の通信講座や通信教育もあります。webデザイナーになりたいという夢を実現したいのであれば、このような手段を選ぶことが必要になります。とにかく中学で学んだことを基にして教材を読み、パソコンで練習をすることです。
また、運が良ければアルバイトということで雇ってくれる会社があるかも知れません。その場合はウェブ関係だけをすれば良いのではなく、雑務も多いでしょう。しかしそれを選り好みしないで真面目に働きながら、先輩のwebデザイナーにいろいろと話を聞くことも勉強になります。
自宅での時間はウェブ関連の本を読んだり、通信講座やネット講座での勉強と練習が必要になるのはもちろんのことです。未成年者であれば会社の勤務は定時に終わるでしょう。時間はたっぷりあります。高校へ進学したという気持ち、ウェブ専門学校へ入学したという気持ちでウェブの勉強をすることです。また、年齢的にはウェブ専門学校へ通うことも問題ありません。大切なことはこのようにウェブの勉強をしながら、多くのグラフィックスを見ることです。印刷物でも構いませんから、とにかくビジュアルのセンスを磨き、トレンドを知ることです。
中卒ではこのように、ウェブの基礎からの勉強が必要ですが、頭が柔らかいのですから40歳を過ぎてからwebデザイナーになろうとする大人よりはるかに有利なのが中卒でしょう。吸収する力が旺盛ですから、ウェブの技術も比較的早く体得することができそうです。そうなると中卒に求められるのは社会人としてのマナーやコミュニケーション能力で、これは学歴とは関係なく、すべてのwebデザイナーに求められる条件です。幸いにしてウェブの分野は学歴よりも実力が重視されるのです。中卒であろうが大卒であろうが、いざ仕事となれば、問われるのはウェブのセンスであり、アイデアであり、効率的かつ正確なスキルと仕事に必要となるコミュニケーション能力なのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
