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Webデザイナー同士でコミュニティを作って新鮮な情報をやり取り

Webの世界は技術の推移が早く、数年前に使っていた技術が現在は使用できなかったり、または使用を推奨されなくなってしまったといったことが珍しくありません。Webページを制作するにはHTMLというマークアップ言語を使ってWebページのデザインを実現していかなくてはなりませんが、このHTMLも何度か大きな改定が行われています。
HTMLはW3Cという団体が規格を策定しており、2014年現在の最新バージョンはHTML5になります。またWebページの書式などスタイルを指定するスタイルシートについても2014年現在のバージョンCSS3となっており、バージョンアップされるたびに新機能が追加されています。

HTMLやCSSの規格が策定されてバージョンアップされる理由とは、Webページを表示するWebブラウザがバージョンアップを行い、それによって機能が大きく変更されるためです。一昔前、Webサイト上で動画を再生するには、FLASHで動画を作成したり、JavaScriptを組んだり、Gifアニメーションを制作するのは一般的でした。そして当時はパソコンのスペックが低かったり、インターネット回線の速度が遅かったという理由もあって、Webページに動画が使った場合のWebページの表示スピードは遅く、パソコン環境によってはWebページを表示するのに非常にストレスを感じたものでした。
しかし、パソコンのスペックが高くなり、インターネット回線の速度が速くなったこと、またAjaxなど新しい技術が生み出されたことによって今や動画が設定されているサイトでも表示するのにストレスを感じることはほとんどなくなったといってよい状況です。

Web関連の最新情報は技術情報サイトなどで入手することができますが、新しい技術を実際に使用してみようとすれば、なかなかできなかったり、使い方を迷うことがあります。そのためWebデザイナー同士の技術情報の交換などを目的にしたコミュニティがインターネット上には多く存在し、Web制作での問題解決などで役立つことがあります。
もちろん技術交換を目的とするだけでなく、仕事の悩みや、夢などを語り合うコミュニティサイトや、仕事を抜きにしてWebデザイン―同士が趣味について語り合うコミュニティなども多く存在します。

Webデザイナーがコミュニティを作るのは、ブログや掲示板、ツイッターにミクシィ、facebookやGoogle+など様々です。中にはプロのWebデザイナーだけでなく、Webデザイナーを目指す人達が多く集まるコミュニティなどもありますし、インターネット上だけに限らずリアルのコミュニティなどもあり、Webデザイナー同士の交流はよく行われています。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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