世の中にはいろいろな職業がありますが、その中でも弁護士や税理士といった職業は国家試験を受験して、資格を取得しないと仕事をすることができません。また、医師や薬剤師といった職業の場合も国家試験を受験して資格を取得しなければなりませんが、国家試験を受験するには、決められた期間専門的な勉強をしなくてはなりません。
しかしWebデザイナーになるには、医師や弁護士のように、決められた期間、専門的な勉強をしなくてはならないといった決まりや、資格試験を受験して合格しなくてはならないといった決まりはありません。そのためWebデザイナーは誰でも目指すことができる職業であり、ほかの職業から転職してWebデザイナーになったという人もいれば、Webデザイナーを養成する専門学校を卒業してWebデザイナーになったという人もいます。
Webデザイナーは有名になるとフリーランスで活躍したり、デザインスタジオなどを設立して起業する人がいますが、それは経験と実績を積んだWebデザイナーだからできることです。Webデザイナーを目指す場合は、大抵はWebコンテンツの制作や開発を行っている企業などに就職することになります。そのため、Webデザイナーの目指す人は就職活動が必要です。
Webデザイナーになるための就職活動方法は他の業種と比べて特に変わったところはありません。まずは求人情報を集めて応募します。Webコンテンツの制作を行っている企業は一般企業などに比べて小規模なため、採用試験は書類選考に受かったら面接となって、採用がきまるところがほとんどです。ただし、会社によって書類選考や面接のときに作品提出を求められる場合があるため、就職活動をする前にあらかじめ作品をまとめておいた方がよいでしょう。
就職活動の最初のステップである求人情報を集めるところでは求人雑誌などを活用するのもよいのですがインターネット上の求人サイトを有効に利用しましょう。
インターネットの求人サイトのひとつであるリクナビは、リクルートグループが運営している求人情報サイトで、学生向け、社会人向けなどといった求人を探す人に合わせてサイトが用意されています。「Webデザイナー」といったキーワードで、Webデザイナーの募集を検索抽出できるほか、無料の会員登録を行うことによって、新着の求人情報がメールにて配信されるサービスや非公開の求人情報が寄せられるなどといったサービスを行っているため、労せず求人情報を集めることができます。
- この記事を書いた人
-
IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
