職業には、男性固有の職業や女性固有の職業、男性の方が多い職業、女性の方が多い職業などがあります。例えば、体力を要する仕事の場合、どうしても男性の方の比率の方が高くなりますが、一方で看護婦、キャビンアテンダントといった職業の場合、男性もいますが、未だ女性の方が多く活躍しています。
職業全体で考えれば未だ男性の方が活躍している職業の方が多いでしょう。しかし、昔は3Kといわれた職業や、男性の職業と考えられていた職業にも最近は女性の進出が目覚ましくなっていますから、男性と女性の比率は一昔と比べるとずいぶんと違った状態になっています。以前は男性の比率が多かったけれど現在は男女比が同じになっているといった職業も中にはあります。Webデザイナーはそのような職業のひとつです。
Webデザイナーには、Webページのデザインといった特定の仕事を専門とする人や、Webページのデザインからコーディングやプログラムの開発までこなすWebデザイナーもいて、様々なタイプのWebデザイナーがいます。そうしたタイプ別に男性と女性の比率を求めた場合、男女比の比率に違いはあると思われますが、Webデザイナー全体として考えたとき、男女の比率はほぼ同じです。Webデザイナーは、男性も女性を活躍している職業ろいえるでしょう。
ただし、男性と女性の比率がほぼ同じというのは、年代によって若干異なるところがあります。Webデザイナーの年齢幅は広く、20代から40代の人達が活躍しています。しかし、年代別の比率を見ると、圧倒的に20代の人が多い状態で、Webデザイナーは20代と30代の人が占めている状態です。Webデザイナーとは20代や30代の若い人達の職業といえる状態です。
このような状態になっているのは、Webデザイナーが経験や実績を積むことによって仕事の幅が広がることが原因と思われます。Webデザイナーは経験や実績を積むことによってディレクターやプロデューサーといった仕事に移行していく人が多くいるのです。そのため20代や30代の人が圧倒的に多くなってしまうものと考えられます。
男女の比率がほぼ同じというのはこの20代Webデザイナーの間の比率です。30代、40代のWebデザイナーとなると、少し事情が異なってきて男性の方の比率が大きくなっています。
そのようなこともあって、Webデザイナーを養成する専門学校などでは現在生徒の男女比は同じくらいになっています。男性、女性といったことを意識しないで働くことができるという点でWebデザイナーを目指す人も多いのではないでしょうか。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。