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Webデザイナーが利用するソフトのあらまし

Webデザイナーというと、Webページのデザインを行ってコーディングを行う職種ですが、Webデザイナーの中にはCGグラフィックを制作したり、キャラクターをデザインしたり、Webプログラムを組んだりするWebデザイナーもいます。Webデザイナーはアワードなどで受賞したり、制作したホームページやポートフォリオサイトが話題になって有名になったWebデザイナーがいますが、そうした有名デザイナーになるほど複数の作業を行う傾向にあるようです。

ジャンルや種類の異なる作業を行おうとすれば、作業を行うためにいろいろなソフトを利用することになります。例えばCGグラフィックを作成する方法には、どのようなグラフィックを制作するのよって使用するソフトが全く異なります。3Dグラフィックを制作する場合は、3Dソフト、または3D効果を得られるソフトなどを使用しますし、2DのCGグラフィックを制作する場合、よりイラストレーションに近いCGグラフィックを制作する場合はペイント系のグラフィックソフトが使われます。一方、ポップなイラストなどを制作する場合はドロー系のグラフィックソフトが多く使われています。

2Dのソフトも3Dのソフトも複数のソフトメーカーがリリースしていますが、どれを使用しなければならないといった決まりはないため、Webデザイナーの好みや、その企業やデザインスタジオの開発環境などによって使用されています。そのためWebデザイナーがCGグラフィックの制作に利用しているソフトは、ペイント系のグラフィックソフトならPhotoshop、ドロー系のグラフィックソフトならIllustratorといったソフトがよく利用されていますが、それ以外にも様々な種類のグラフィックソフトが利用されています。

また、WebデザイナーがHTMLやCSSを組むために利用するエディタというソフトについても、フリーウェアのものやシェアウェアのもの、メーカーからリリースされたものなどいろいろな種類があり、エディタの種類によって機能が異なります。エディタについても、このソフトを使わなくてはならないといった決まりはありませんから、Webデザイナーやその企業の開発環境などによっていろいろなエディタが使用されています。

企業やデザインスタジオなどで開発環境が決まっている場合にはソフトの選択肢がありませんが、そうでない場合は、いろいろなソフトを使用してみて、その上で自分にあったソフトを利用したり、ソフトに搭載されている機能によって使用するソフトを選んでみてもよいでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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