Webデザイナーというとデザインスタジオや、会社の一室の中で一日中、パソコンに向かってるような印象があります。ホームページやWebアプリケーションの制作や開発は複数のスタッフによって行われて、実際に一日中パソコンに向かっているスタッフもいますが、クライアントに要望等をヒアリングしたり、デザインの打ち合わせを行ったり、パソコンの前に座っているばかりではないスタッフもいます。
ホームページやWebアプリケーションの制作や開発は、クライアントの要望やイメージ、目的を実現するよう制作していくため、クライアントの要望等をヒアリングしなければなりません。またホームページやWebアプリケーションの規模が大きい場合など制作期間がかかる場合は、完成までに何度かクライアントにデモ画面を見せたり、機能の確認を行ったり、イメージを調整したりといった作業も必要になります。クライアントとのやり取りは主にWebディレクタと呼ばれる人が行いますが、作業環境や作業状態によってはWebデザイナーがクライアントの対応を行うことがあります。
そうしたクライアントとのやり取りに便利なのが、ノートパソコンです。最近ではタブレット端末が活躍する場面も多くなりましたが、ノートパソコンがあればクライアントを訪ねて、そこでWebページのデザインをプレゼンしたり、Webアプリケーションのデモを行うことができます。これはクライアントにイメージを伝えたり、理解を得るには有効な手段のひとつです。また、外出先でふとアイデアが思いついた場合などにもノートパソコンがあればアイデアを書き留めることも、データを編集することもできるでしょう。リモートアクセスの機能を使えば、外出先から会社のパソコンを操作することも可能ですから、外出しながら会社にいるのと同じように仕事ができます。なんといってもノートパソコンは持ち歩きができるという点で便利なものです。
そのためクライアントとのやり取りが多いWebデザイナーはノートパソコンの所持を検討することもあるでしょう。
Webデザインのプレゼンなどを行うのは、ある程度のサイズのディスプレイが必要です。デザイン画像などを表示するのに十分なサイズのディスプレイを持つノートパソコンは、数年前は軽くて重量が2kgを切るくらいでした。2kgというと大した重さでないように思われますが、紙の資料も持っていかなくてはならないという場合、2kgはけっこうな重さになります。
しかし、この数年ノートパソコンは軽量化が進んでMacBookAirにあっては重量約1kgになっています。そのため、MacbookAirを購入するWebデザイナーも多くいます。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。