IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

使ってみると便利なペンタブ、Webデザイナーには必須?

Webデザイナーにとってパソコンは重要な仕事道具ですが、重要な仕事道具はパソコンばかりではありません。モニタやマウスなどといった周辺機器も大事な仕事道具です。そのためパソコンを購入する際はCPUやメモリ、ハードディスクの容量を検討して購入するだけでなく、モニタの場合はサイズや明るさ、発色など、マウスの場合は手に持ったときのフィット感や、作業を行うのに適した特性を持っているかといった点を確認して購入するでしょう。

仕事道具として重要な周辺機器は、モニタやマウスばかりではありません。パソコンの周辺機器にはプリンタやスキャナーなどがあり、人によっては必要になる場合があるでしょう。そうした周辺機器の中に、略称でペンタブと呼ばれるペンタブレットがあります。ペンタブとは紙の上にペンで描く感覚を、パソコンのモニタ上に再現する周辺機器です。紙とペンの紙の部分がパソコンのモニタに、ペンの部分がペンタブに当たります。専用の電子ペンを使ってタブレットという読み取り機器の上で操作を行うことによって、紙にペンでイラストなどを描くように絵を描くことができます。

ペンタブは紙に描く感覚で操作ができるだけでなく、マウスよりも繊細な操作が可能なことからイラストを描いたり、写真の修正作業に向いており、イラスト制作や写真加工などを行う仕事で多く利用されています。
ペンタブは、以前は筆圧の感触などが正確に表現することができず、一部のデザイナーの間で使われているにすぎませんでしたが、筆圧まで表現する機能を持ったペンタブの登場や、コミックのデジタル化などに合わせて急激の普及し、プロのデザイナーに限らず、趣味でイラストや漫画などを描く人も個人でペンタブを利用するようになっています。

ペンタブの利用方法については、インターネット上やデザイン雑誌などでも利用方法の解説を行っていたり、講座なども開かれているため、デザイン画をスキャナーで取り込んでPhotoshopなどのグラフィックソフトで加工するといった方法に代わってペンタブを使う人がますます増えています。
ペンタブはWacom社製のものがデザイナーから支持されており、タブレットのサイズなどいくつかの種類がリリースされています。

WebデザイナーはWebページのデザインを行って、コーディングを行う職業ですが、中にはイラストやCGグラフィックの制作などを行うWebデザイナーも多くいます。Webデザイナーにはペンタブは絶対に必要なものではありませんが、イラストやCGグラフィック制作を行う人によっては、大事な仕事道具のひとつでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する