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未経験でwebデザイナーの求人に応募できるか

何事もそれをするまでは未経験ですから、webデザイナーもしかるべき学校でウェブ関連の勉強をしていても、就職をする段になると未経験ということになります。これは当たり前のことであり、就職して仕事を始めてからが実務経験になります。
しかし、求人側が経験者ばかりを求めていたのでは人材を確保することはできませんから、当然未経験者でも求人の対象にします。これは新卒者を採用するのと同じ理由であり、若手を採用してそれを育成するのが企業の役目でもあるのです。

ですからウェブ関連の会社や自社サイトを運営している企業では、webデザイナーの求人で未経験を募集しています。そのような求人は、ハローワークにも求人誌にもインターネットのサイトにも数多くあります。
これらの求人の内容を見てみますと、ぜひ我が社へという熱い熱意が感じ取れます。また、未経験者への思いやりも感じられます。すなわち未経験大歓迎なのです。それは経験者だけに頼っていてはいずれは無理になるのがウェブの世界だ、という理由もあります。ウェブに限ったことではなく、グラフィックデザインの世界でもデザイナーが最前線で活躍できるのは20代から30代なのです。これは誰もがということではありませんが、年齢が高くなるとウェブに関する知識やスキルは高くてもアイデアを考える段になると無理があるからです。

したがって、webデザイナーも早ければ40代になると第一線から少し距離を置いて若いwebデザイナーの管理・監督をするようになりますし、運営だけに専念することになるようです。鉄は熱いうちに打てという格言は、ウェブの世界にもあるようです。また若い人が第一線でwebデザイナーとして活躍するのはウェブサイトの対象も若い層が多いから、という理由もあります。もちろんウェブサイトを閲覧するのは年配者も多いのですが、インターネットショッピングなどのECサイトの閲覧者は若い層が圧倒的に多いでしょう。

このようにウェブサイトを見る人も年齢が高くなると少なくなりますし、スマートフォンの利用者は若い人が圧倒的多数を占めているのが現状です。
特に、商品を売るためのECサイトの利用者は若い人は多いので、そのような人たちと波長があう若いwebデザイナーがつくるサイトのほうが有効なのです。ですから未経験でも若いwebデザイナーの求人が多いのは頷けます。
理想的な形としては、未経験でも若いwebデザイナーとある程度年配の経験が豊かなwebデザイナーがコンビを組めば売れるECサイトの構築が期待できます。それは経験者の良い点と未経験でも若いという利点がフルに生かせるからです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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