全くの未経験者がグラフィックデザイナーとして、正社員、フリーランスとして働くことは可能なのでしょうか。
プロのグラフィックデザイナーとして働くための方法をまとめました。
まず、グラフィックデザイナーは広告、出版商品パッケージなど、様々なデザインを手がけ、消費者にデザインを通して情報を提供する役割を担っています。
そのため、自分の好きなものだけを作れるわけではなく、いかにクライアントの要求に対してクリエイティブな答えを出せるかが重要です。
そのことを踏まえたうえで、グラフィックデザイナーを目指して頑張ってください。
■ グラフィックデザイナーになるための3つの方法
未経験者がプロのグラフィックデザイナーになる方法は決してひとつではなく、その人次第で道はあります。
○ 専門学校、大学で基礎から学ぶ。
○ 独学で学び、ポートフォリオを作成し、自ら営業する。
○ 広告会社やデザイン事務所でアルバイトをしながら実務経験を積む。
グラフィックデザイナーになるには上記の方法が挙げられます。
■ 学校でグラフィックデザインを学ぶことの優位性
最も一般的な方法が「専門学校、大学で基礎から学ぶ」です。
やはり、未経験者には学校で基礎から学ぶことをおすすめします。
学校だと、グラフィックデザインを学ぶ環境がそろっていますし、同じ夢を持った人が集まるので、高いモチベーションを保つことが出来ます。
また、就職への支援も行われており、就職の際には役立ちます。
ただし、デザイン系の学校は課題が非常に多く、生半可な気持ちで入学すると、
後悔することになります。
その代わり、真面目に課題をこなせば実力もつき、就職活動時に使用する、ポートフォリオの作成にも役立ちます。
そして、さらに重要なのは学校選びです。
学校によっては学ぶ環境が大きく違うので、入学前にしっかりとした学校調査を行わなければ、時間とお金を無駄にしてしまうことになります。
現に、学校が合わないという理由で辞めてしまう人は多くいます。
そのため、学校を決める際には多くの学校を比較検討しましょう。
学校を決める際のアドバイスとしては「自分の足で情報を手にいれる」
ということです。
例えば、学校見学には必ず行き、直接、自分の目で見て選びましょう。
余談ですが、私の大学時代のゼミの先生は口癖のように「自分の目で見た以外のことは信じるな」とおっしゃっていました。
自分で得た情報の信憑性はどんな情報よりも高いです。
■グラフィックデザインを独学で学ぶ
未経験者グラフィックデザインを独学で学ぶのは決して楽な方法ではありません。
しかし、センスと根気があれば、不可能ではありません。
現に独学でグラフィックデザイナーになった方は多くいます。
それでは独学でグラフィックデザインを学ぶにどうすればいいのでしょうか?
以下にまとめてみました。
まずは、デザインの基本知識を習得することです。
基本知識として、
◇ デッサン
◇ レイアウト
◇ カラーコーディネート
◇ 印刷知識
これらに関する書籍を熟読し、デザインの基礎を学んでください。
始めのうちは専門用語など分からないことも多くあるとは思いますが、根気強く、疑問点をつぶしていきましょう。
ある程度、基本知識が分かってくると次は技術の習得です。
・ Illustrator
・ Photoshop
・ QuarkXPress
などのソフトをマスターしましょう。
未経験であれば、操作は難しいと思いますが、毎日触っていれば慣れてくるものです。
これらを忠実にこなせば、グラフィックデザイナーの基本は身につくはずです。
■ アルバイトで学ぶ
最後は広告会社、デザイン事務所でアルバイトをしながらグラフィックデザインを学ぶ
という方法ですが、実際に現場で実務経験を積みながら学べるので、非常に効率的な方法といえます。
また、実力がつけば正社員になれるという点も大きいです。
しかし、未経験者を雇うのは会社としてもリスクが高いため、募集している企業はあまり多くないのが現状です。
以上の方法がグラフィックデザイナーになるための主な方法です。
どのような方法をとるにしても大切なことは、本人のやる気に次第だと思います。
どんな時も目標を見失わずに頑張ってください。
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- この記事を書いた人
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。