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未経験者がデザイナーになるには

世の中の空気をつかみ、時代のトレンドを生み出すデザイナー。
そんなデザイナーに未経験者がなるにはどのような方法があるのでしょうか??
今回はデザイナーになるための方法をまとめました。

◆ 多様なデザイナー
まず、デザイナーと一口に言っても、じつに多くの種類のデザイナーがいます。

・ ファッションデザイナー
・ ウェブデザイナー
・ エディトリアルデザイナー
・ インテリア
・ 空間デザイナー
・ グラフィックデザイナー
など、その種類は多様にあり、なるためには学ぶことも全く違います。
そのため、まずは自分がどんなデザイナーになりたいのかを自己分析する必要があります。
自分は何に興味があり、どんなものをつくりたいのかをじっくり考えて、将来のビジョンを描いてください。

◆ デザイナーになる方法
自分がどのようなデザイナーになりたいのかが見えてきたら、実際にデザイナーになるための方法を考えることになります。
デザイナーの種類によっても様々ですが、一般的に以下の方法が挙げられます。

○ 専門学校、大学で基礎から学ぶ。
○ 独学で学ぶ。
○ アルバイトをしながら実務経験を積む。

以上の三点が大まかな方法ですが、この他の方法でもデザイナーになられた方はいるので全てではありません。
以上のことから、デザイナーになる方法は一つではないので、自分の現状と照らし合わせて最適の方法を選択してください。

○専門学校、大学で基礎から学ぶ
この方法が最もポピュラーであり、デザイナーへの近道と言えます。

学校に通うメリットとしては、デザインの基礎的な知識、技術を体系的に学べますし、就職への門戸も広いことです。
また、何よりも同じ目標を持った仲間と勉強できることで高いモチベーションを保てます。

しかし、その反面、学校選びを失敗してしまうケースが多くあります。
安易な気持ちで学校を選んでしまうと、理想と現実のギャップに苦しみ、最悪やめてしますことになります。
そのようなことを防ぐためにも、学校選びは慎重に行ってください。

○独学で学ぶ。
時間的、金銭的な問題で学校に通えない場合には独学で勉強することになります。
しかし、現実問題として、独学では険しい道になることが予想されます。

なぜなら、独学だと、基礎を体系的に学ぶことが難しいですし、地道に勉強を続ける忍耐力が必要だからです。
ただ、実際に独学でデザイナーになった人は数多くいるので、不可能ではありません。

この業界は、完全な実力主義なので、能力さえあれば、すぐに認められます。
独学で勉強する際に気をつける事として、すぐに実践的な勉強するのではなく、段階的に勉強するようにしてください。
独学は自分のやりたいことをしたくなる傾向にあるので、その気持ちを抑え、基本から、しっかりと学習していきましょう。

○ アルバイトをしながら実務経験を積む。
最後はアルバイトをしながらデザインを学ぶという方法ですが、実際に現場で実務経験を積みながら学べるので、非常に効率的な方法といえます。

どんなデザイナーになるにしても、働く上で、実務経験は非常に重要ですので、未経験者にとっておすすめの選択肢です。

また、実力がつけば正社員になれるという点も大きいです。
しかし、未経験者を雇うのは会社としてもリスクが高いため、募集している企業はあまり多くないのが現状です。

◆ デザイナーはアーティストではない?
デザイナーになる方法について書いてきましたが、実際にデザイナーとして働き始めてから、自分の理想と現実の違いを痛感する人も多くいます。

そもそも、デザイナーは世の中に多く受け入れられる、最大公約数的な商品をデザインするのが仕事なので、自分の好きなデザインだけをするわけにはいきません。

クライアントの課題を解決することを最優先事項に考え、時には自分の色を消すことも大事になってきます。
これから、デザイナーを目指す方は、そのことを十分に踏まえて、頑張りましょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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