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グラフィックデザイナーのアルバイト事情

かなり以前から街には宣伝・広告の印刷物が溢れています。駅には大きなポスターがびっしりと貼られていますし、電車やバスに乗ると中吊りや車額、ステッカーが吊るされたり貼られたりしています。駅構内にはフリーペーパーが山積みになり、道を歩くと若い男女がチラシを配っています。これらのすべては、販促物と呼ばれる印刷物です。

このように今はまさに印刷物のラッシュですが、これらのすべてはグラフィックデザイナーがからんでいます。一昔、二昔前のグラフィックデザイナーは版下製作者あるいは版下屋さんとも呼ばれていました。それは今のようなパソコンでの電子データではなく、紙にデザインを貼りつけて版下を作り、それを4色、あるいは6色フィルムにしてから印刷をしていたからです。ITの発展によって時代はまったく様変わりして、今では版下を制作する人はほとんど姿を消した、というよりはパソコンを使うグラフィックデザイナーに転身しています。

この移り変わりを演じた主役は、マックのパソコンとグラフィックスのソフトウェアで、市場にマッキントッシュパソコンが登場した当初は機能も性能も手作りの版下には及びませんでしたが、あっという間にグラフィックスの世界で不動の地位を築きました。このマックパソコンとソフトウェアのPhotoshopやIllustratorなどを操作するグラフィックデザイナーは実に数多くいます。グラフィックス制作会社も数が多く、さらに印刷会社の多くは自社でグラフィックデザイナーを抱えていて、さらにグラフィックデザイナーの求人をしています。

したがって、マックのパソコンとグラフィックスに必要なソフトウェアの使い方を覚えれば、誰もがアルバイトのグラフィックデザイナーとして働くことができます。仕事場はたくさんありますから求人を探せばすぐに見つかるでしょう。アルバイトのグラフィックデザイナーの時給はそれほど高くはないにしても、1日に8時間以上の勤務をすれば結構割の良いバイトになりそうです。さらにデザインのセンスが良くてアイデアが閃けば、アルバイトから正社員への道も大いに期待できます。グラフィックデザイナーの仕事は実力主義ですから、学歴は関係ありませんし、年齢も比較絵的巾が広く、20代や30代であれば問題なしで、40代あるいはそれ以上でも仕事をすることができるのがグラフィックデザイナーの職業と言えます。街に溢れている印刷物は増えることはあっても減ることはありませんから、グラフィックデザイナーの需要はこれからも増え続けるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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