どのような業種についても言えるのが転職で、これは採用をする側にとっては中途採用になります。グラフィックデザイナーの中途採用求人は、実に多くの事例が見られます。これはグラフィックデザイナーが、より良い仕事環境を求めるからだと思います。それは給料のこともあるでしょうし、通勤の便もあるでしょう。さらには自分がしたいジャンルの仕事を探すという理由も考えられます。
そこで中途採用ということになりますが、この場合はスキルとセンスが最優先されそうです。スキルがありセンスが良ければ、ただちに採用ということになりそうです。それはデザイン制作会社では常にグラフィックデザイナーを必要としているからです。いたちごっこのようですが、このようにグラフィックデザイナーの中途採用は、転職とも密接な関係があります。グラフィックデザイナーは意外と頑固な面がありますから、自分が良いと思ったビジュアルを却下されると内心は不満になるようです。そこで、それなら別のところで自分の才能を認めてもらおうと考えるのです。
このグラフィックデザイナー気質が、中途採用に大きく関係しているようです。給料は高いほうが良いに決まっていますが、それだけではないようです。また小さなデザイン会社では仕事が多過ぎてその結果やっつけ仕事になりがちで、自分の考えていることをビジュアルで表現する時間がないと、別のデザイン会社を探しますから、中途採用になります。このようにグラフィックデザイナーの中途採用が多い理由はいくつか考えられますが、これはグラフィックデザイナーにしてみれば当たり前のことでしょう。また、今いるデザイン会社も良いが、上がつかえていて将来アートディレクターになれる見込みがないと、中途採用の求人に応募することもあるでしょう。
一方で、デザイン制作会社の中途採用が多いのは、その職場にいついてくれるグラフィックデザイナーが居ない場合と、新規に大型案件を受注して、それを担当するグラフィックデザイナーが不足している場合が考えられます。さらには業務を拡大するためにグラフィックデザイナーを必要とします。たとえばどこかに分室を増設して業務を増やそうというときには中途採用をします。これは中途採用であればそのグラフィックデザイナーはプロだからです。プロであれば説明は不要で、すぐに仕事を任せることができますから、納期に間に合わせることができます。多くの場合グラフィックデザイナーの仕事は印刷・納品という厳しい納期がありますから、納期に間に合わないとなると中途採用も増えてくるのです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
