IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

未経験グラフィックデザイナーはバイトから

何事も経験は必要ですが、グラフィックデザイナーになるための勉強をデザインスクールなどで学んでも、必ず職場があるとは限りません。スクール側も就職のサポートをしてくれますが、紹介されたデザイン制作会社と自分との釣り合いがとれないこともあるでしょう。デザインスクールは職業斡旋所ではありませんから、結局は自分で仕事を探すことになります。

このようなときには、まずはバイトの仕事を探してみましょう。グラフィックデザイナー、未経験でも可、バイト可などという求人は数多くあります。それほど好条件の待遇は望めないにしてもグラフィックデザイナーとしての経験を積み重ねることはバイトでもできます。と言うよりは未経験なのですからバイトは当たり前なのです。未経験のグラフィックデザイナーにいきなり好条件で社員待遇を提供する会社はないでしょう。あったとしても試用期間6ヵ月などという条件が付くのが一般的です。これは6ヵ月以内に採用するかどうかを見極めるということですから、バイトと同じことです。

バイトと言ってもさまざまで、特に期限を切らない会社もあります。このような会社では最初はバイトでも1年も勤務すればもしかすると空きができて本採用になるかも知れません。バイトですっかりその会社に慣れていますから、その会社の営業方針やクライアントのことも分かっています。そうなるとせっかく慣れてきたグラフィックデザイナーの代わりを新たに求人するよりも、バイトのグラフィックデザイナーを雇用するほうが無難で都合が良いと言うことになります。

未経験でグラフィックデザイナーとしてバイトをし、そのバイトで経験を積み、会社からも実欲を認められて正社員になるというコースは珍しいことではないようです。もちろんバイトから始めた未経験のグラフィックデザイナーは、それなりにスキルアップをしなければなりませんし、幅ひろく会社のクライアントについても覚えなければなりません。しかし習うより、慣れろ、という言葉があるように、良い意味で慣れるということは大切なのです。未経験のグラフィックデザイナーはバイトで習うのではなく、慣れるのが大切になります。
ただし慣れてくると、手抜きを覚えるという悪い面もあります。これは厳に慎むべきで、バイトの身分なのですから常に初心は忘れないようにしなければなりません。初心を忘れずに日々を新しい初日だという気持ちを持って、仕事をするようにしましょう。そうすればスキルも磨けますしたくさんのことを覚えることができます。また、会社からも信頼されるようになるでしょう。もう新人ではないのだからと先輩から言われても、その言葉を横に置いて初心で頑張るようにしましょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「グラフィックデザイナー」の求人を検索する