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グラフィックデザイナーに転職する人の志望動機

ほかの業種で働いていて、グラフィックデザイナーに転職したいという人がかなりいるようです。これらの人たちには、どのような志望動機があるのでしょうか。これは一人ひとりの本音を聞かなければ、分からないことです。しかし、第三者的にそのような人のことを考えてみますと、いくつかの志望動機が浮かび上がってきます。それが良いとかの問題ではなくグラフィックデザイナーという職種が数あるなかでも、かなり人気があることが分かります。

単純にミーハー的なグラフィックデザイナーへの転職の志望動機は、グラフィックデザイナーという肩書に憧れがあるからのようです。デザイナーという言葉には、何かしら芸術的な響きがあるのです。これはファッションデザイナーから来ていると思いますが、とにかくデザイナーという名前がつく職業に人は憧れるものです。次に現実的な志望動機には、グラフィックデザイナーは給料や年収が高いのではないかと思われている節があります。現に求人を見ますと、年収の400万円はざらにありますし、少し高いと年収が600万円などもあります。現在のサラリーマンの平均年収は400万円という説がありますが、これをグラフィックデザイナーに当てはめますと、実はそれほど高級ではないのですが、それでもグラフィックデザイナーの稼ぎは良いと思われているようです。

また、グラフィックデザイナーでなくても構わないが、とにかく自分が今の仕事から転職したいと言う人で、たまたま印刷物に興味があるからと言う人もいるでしょう。例えば印刷会社の営業マンは、デザイン制作会社からグラフィックデザイナーが制作した電子データを受け取るのも仕事ですが、それをみているうちに営業職から技能職に転職したいと思うかもしれません。このような人は志望動機が明確で、印刷のことにも詳しければグラフィックデザイナーとして成功する可能性があるでしょう。

こうして見ますと、グラフィックデザイナーに転職をする志望動機はまちまちで、ほかにもいろいろと考えられます。ここで注意したいのは、グラフィックデザイナーの仕事は停年退職後にも続けられるような仕事ではないということです。若いうちにしかできない仕事だと言うのではありませんが、少なくとも40代になってからのグラフィックデザイナーへの転職は現実的にはかなり厳しいかも知れません。年齢が高いグラフィックデザイナーもいますが、そのような人はグラフィックデザイナー一本での人です。デザインスクールに40歳を過ぎてから入学して、グラフィックスの一からの勉強は決して楽ではないでしょうし、グラフィックデザイナーには、意外と体力勝負の一面もあるのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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