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独立してフリーのグラフィックデザイナーになる方法

独立してフリーのグラフィックデザイナーになる方法

会社勤めも悪くはないけど、独立してフリーのグラフィックデザイナーとして、仕事をしたいと考える人がいます。そのような場合、どうすれば良いのかまとめました。

独立、起業にはクライアントが必要!

個人で仕事をすると身分は個人事業主となり、利益はまるまる自分のものになりますから、腕に自信があり、安定したクライアントがいれば独立も悪くはないでしょう。

また、独立して会社を立ち上げることも可能ですが、その前に、ある程度の実績を積み、安定した収益を確保してから、起業するのが一般的です。

そのため、独立、起業を行う場合は、クライントとの信頼関係の構築が最優先となります。

独立の準備

フリーランスのグラフィックデザイナーになるには、そのための独立準備をしなければなりません。
ただ、クライアントと勤めている会社に独立を宣言するだけでは、フリーの仕事はできません。

・開業届けの提出
独立準備は、法律的な手続きから始めます。まずは所轄の役所に開業届をだしましょう。

これをしないで仕事をすると脱税になります。次に銀行の口座は必須で、これは個人の普通預金口座があればそれを利用することができます。

・国民年金、国民健康保険への切り替え

会社勤務の時の厚生年金から国民年金への切り替えと、社会保険から国民健康保険への切り替えです。なお、国民健康保険は文芸美術国民健康保険というのがあります。

・確定申告手続き

税務関係の手続きをしますが、これは毎年3月に前年度の所得を確定するもので、白色申告と青色申告があります。年収が300万円以下ならば毎日の収支を帳簿に記帳しなくてもいいのが白色申告で、帳簿をつけて収支決算報告書を作成するのが青色申告です。これは税理士と契約して青色申告にするほうがいろいろとメリットがあります。

ここまでは書類上の独立準備で、実際にはグラフィックデザイナーとしての環境を整備しなければなりません。

・作業環境の整備

パソコンは必要ですし、ソフトウェアではPhotoshopとIllustratorが、最低限必要になります。また、スキャナー、レーザープリンターも必要になりますが、プリンターはFAXとコピー機能を持つ複合機がおすすめです。
サイズはA3タイプでなければなりません。モニターも画面の大きいものを用意しましょう。さらにデータを保存するためのバックアップ用外付けハードディスクも必要になります。

 

・営業準備

クライアントを持っての独立が理想ですが、それでも新規の仕事を受注するためには、インターネットに自分のサイトを開設するなどの営業準備が必要になります。サイト等で自分をアピールしないと、新規のクライアントはなかなか獲得できません。もちろんそれまでに作った人脈を利用して仕事をとるという方法もあります。

いずれにしても、グラフィックデザイナーが独立してフリーで仕事をする際に最重要なのは、安定的な収入源を確保することです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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