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グラフィックデザイナーの面接で聞かれる質問をシミュレーション

グラフィックデザイナーの面接で聞かれる質問をシミュレーション

どのような就職でも面接まで漕ぎ着ければ、まずは第一段階をクリアしたことになります。しかし、本番はこれからです。最終的には、面接で採用されるかどうかが決まります。中には甲乙がつけがたいと面接担当者が悩むこともあるそうですが、その甲乙になりたいものです。そこで、一般論的にグラフィックデザイナーの面接での質問について、想定してみました。あくまでも想定ではありますが、実際にもこれと同じようなことが質問されそうです。

面接担当者は応募で提出した書類や作品をすでに見ていますから、イロハのイからの質問はないでしょう。作品についての質問でありそうなのが、どのような分野のデザインが得意か、です。提出した作品は得意な分野のものですから、その分野での自分の考え方を話しましょう。次にプロとアマとの大きな違いは作品を仕上げるスピードですから、どの位の時間がかかったかを質問されるでしょう。この際には正直に答えなければなりませんが、ついでにどの点に神経をつかったかも合わせて言うようにしましょう。それで試行錯誤したので時間がかかってもおかしなことではありません。

作品については、以上の2点がポイントになりそうですが、面接担当者が質問すると思われる第3のポイントは、責任感についてでしょう。
例えば、実際に働くとして、納期の締め切りが近づいたときに残業とか休日出勤はできますかという質問には、正直に答えるようにしましょう。ここで簡単に、ハイ大丈夫ですと言えば面接担当者はほっとするでしょうが、実際に自分の置かれた生活環境で休日出勤が無理な場合、例えば休日は子どもの面倒をみなければならない、あるいは年老いた親のケアをしなければならないなどというときには、それを正直に言いましょう。入社してからそのようなことを言うと面接でウソをついたことになってしまいます。あるグラフィックデザイナーは面接の当時新婚で、この質問に対して「まだ新婚なので・・」と答えたところ、その人間味ある回答が好感されて採用になったそうです。

ここまでで大体お分かりと思いますが、面接の質問には、きちんとした態度で簡潔に言い訳をしないで答えること、できないことはできないと正直に答えることが大切になります。正直がなによりの答えで、オーバーに言ったり過少に言ったりしないことが肝要です。また、分からないことは逆質問もありでしょう。質問の意味が理解できなければ正しい返事をすることはできないはずで、見当違い返事をするのはマイナスになります。
その意味で質問を正しく理解できることも面接では大切になります。何を質問されているのかが分からないと答えることはできませんから、質問の意味を確認するのはおかしなことではないでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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